1. Elephant Man / Not Afraid (In The Street)
お約束の替え歌もの。今回はWhitney Houstonのバラードが元ネタ。「Bad Man Is Not Afraid Tonight...♪」をサビにピッチがスイッチするのもお約束ながら、キャッチー。(凶な悪な)タイトル通りのブっ放しバッド・マン・リリック。
2. Elephant Man / Weed Reunion (In The Street)
こちらは40才以上には有名なクラシック、Atlantic Star代表作「Always」をアダプトしたガンジャ・チューン。今流行っているとか、そんな事はジャマイカンには全く関係ないのがよく分かる。アメリカ以上に末永く人気のあるポップス、R&Bはジャマイカには一杯あるからね。
3. Sizzla / Jah Never Fail Away (Massive B)
「Gal You A Lead」の大ヒットを生んだ、"Wanted" リズム以来のリリース。今回はガラっと変って定番、Don Drummond「Heavenless」リメイク・トラック。ラバダブ・フィーリング溢れる重厚な一曲。Jahへの信頼をリリックスに。
4. Capleton / Love The Way (Renaissance)
「Tekk」でお馴染みの大ヒット・トラック、"Thunder Clap" 追加リリース。この手のトラックは決して得意ではないCapletonだが、必至に頑張ってます。ソリッドでスピーディーなリズムに強引にDJをぶつけるギャル・チューン。同路線でもSizzlaとはまた違った味が。
5. Natty King / No Guns To Town (2 Lines)
紹介がだいぶ遅れましたが、昨年末から大ヒットしているチューン。ゆったりとしたトラックはDelroy Wilson、Studio Oneの名作、「Who Cares」のリメイク。噛む含めるように歌うアンチ・ヴァイオレンス・リリックス。
6. Kulcha / Stress (Ja Stars)

本人の写真入りレーベルも珍しい45's。これもNY、Jamaicaでヒット中の(5)と音楽的には同路線のチューン。ゲットー在住者の厳しい現実を歌にした現代版ルーツ・レゲエ。ホーン、ギターを効果的に配したサウンドで、制作はCali Budです。
7. Mikey Spice / Step In The Name Of Love (Joe Fraiser)
昨年発売されて既に名作の呼び声が高いR. Kelly の同名曲のカヴァー(リミックス・ヴァージョンの方が元ネタ)。艶のある低音ヴォーカルで、なかなかのレゲエ・ヴァージョンに仕上げてある。オールド・タイミーな元曲の良さをそのまま引用したアレンジもグッド。
8. Spragga Benz / Dem A Hate (Tropical Heat)
フロリダからのニュー・レーベル。オリジナルのジャグリン・リズム "Tropical Heat" 使用。現在人気のDon Colreon系のサウンドで "Good 2 Go" に似たサウンド。剥き出しのリズムにギターが絡む音創りはスピード感満点。ノー・ギミックのバッド・マン・トーク。
9. Wayne Marshall / Rude Boys (Reggae Vibes)
ほぼ4つ打ちのドラム・パート主導のオリジナル・トラック "Guala-Guala"。曲の中盤、第二ヴァース辺りからグッと盛り上がるルードボーイ・アンセム。本物のルードボーイとは何ぞやと言う内容。同トラックのKartel、Ward 21もかなり良い出来。
10. Bounty Killer / Bad Man No Explore (John Shop)
イカついシンセがこのレーベルらしい重量級トラック 、"Guiness & Trees"。ピッチ自体は決して早くないが、ボトムのドライヴ感は独特で、グイグイのせます。Bountyもドッシリと腰を据えてDJ。「バッド・マンは何人でも、誰でも女を満足させるぜ」って感じのリリックス。
11. Zumjay / High 11 The... (Stain Less)
DJ Karimプロデュースのニュー・レーベル。硬質な音色のキーボードを多用したオリジナル・トラック "The Take Over" 使用。シンセホーンのサンプリングをフックにギャルを口説く個性的なDJ。「もっと良くしてあげるよ」云々とクールにDJ。
12. Tanya Stephans / Little White Lie (VP)
ニュー・アルバムからの先行カット。最近得意のメロウな路線。日本人にも分かり易い演歌的な歌詞構成。父親のいない家庭のママの苦悩をしっとりとシングジェイ。B面はハーモニカもフィーチャーしたラバダブ・チューン「Tek Him Back」収録。
13. Richie Stephens & Coco Tea / Where Is The Love (Pot Of Gold)
これは珍しい顔合わせ。現在のシーンに疑問を投げ掛けるリリックスをヴェテラン2人が流石のデュオで歌いかける。Dennis Brown他のジャイアント達を引き合いにして「今は一体どうなっているんだ」と。「スティング」の乱闘直後のレコーディング作品。
14. Elephant Man / Jook Gal (VP)
12" シングル。Twista、Young Bloods、Kiprichが参加したリミックス・ヴァージョン。ゲストも旬なメンツなら、音もダーティ・サウンド真中。B面は "Coolie Dance" をそのまま使ったリミックス。こちらのマイク・リレーもスリリングでバッチリ。