
k.dop e.eps |
1. V.A. / From My Best Crates "Diggin' Ice" Mixed by Muro (Universal) ムロの定番ミックス・テープ・シリーズが遂にオフィシャル化! 「ディギン・アイス始めました」という貼り紙を見ると“ああ夏だな…”と胸騒ぎがするもんだが、勿論それは決して夏限定という訳ではない。この曲がかかるとそこはエンドレス・サマー状態のクール&ザ・ギャングの「Summer Madness」から始まる最高に気持ちのいい時間…。コレ本当勉強になりますヨ! 同時発売の『Super Disco Breaks』の方も言わずもがなの買イ、です。ハイ。 |
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2. Mos Def / The New Danger (Universal) 5年ぶりの2ndアルバムが遂に…。『The New Danger』と題された今作は、噂通りのハイブリッドなヒップホップ/ロック・アルバムとなっている。何せ、登場するバンド=ブラック・ジャック・ジョンソンがダグ・ウィンビッシュ(そうシャーウッドのトコロにもいたあの男!)に同じくリヴィング・カラーにいたウィリー・カルホーン、元(?)バッド・ブレインズのドクター・ノオ、そしてバニー・ウォーレル!!!! こんな凄い面子を集められるモス・デフって!! 内容の幅広さは推して知るべし。2004年屈指の問題作? 最高! |
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3.Talib Kweli / The Beautiful Struggle (Universal) モス・デフの盟友ウウェリの2ndも出てます! コチラは至ってメインストリームド真ン中の作り。プロデューサー陣もネプチューンズ、カニエ・ウェスト、ジャスト・ブレイズ、ミディ・マフィアetc.と売れっ子達が集結しており、“タリブ向け”の芯のある、しかもソウルフルなサウンドを提供。対する“主役”も例によってシャープなデリヴァリーで魅せまくってくれる。メアリー・J・ブライジ、ジョン・レジェンド、コモン&アンソニー・ハミルトンらゲストも“らしい”会心。それにしてもいいタイトルですね。 |
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4. 4. R.Kelly & Jay-Z / Unfinished Business (BMG) ナヌ!? シガとケルって例のアルバム(『Best Of Both World』)を最期に別れたんじゃ? それにジェイ・Zって引退したでしょ? という“?”がそこら中から飛んできそうだが、これは正真正銘の“新録集”であり、現在2人は揃ってツアー中。よく考えたら前作は例の事件(R.ケリー)のせいでツアーやプロモーションが一切出来ず、それでビジネスは完結してなかった、と。結論を言うと本作、前のよりずっと“良い”ですねぇ。随分“R”色が強いけど、それも“時代”かと。 |
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5. Wu-Tang Clan / 燃えよウータン!36房最強の弟子達〜ウータン・クラン再集結記念ライヴCD (BMG)
ウータンのオリジナル・メンバー9人が再集結した今年7月のカルフォルニア州はサンバーナディーノにおける狂乱のショウがライヴCD化。「Bring Da Ruckus」から一気にヒートアップするウータン・クラシックの嵐(当然ながらソロ・チューンも多数)には唯々悶絶しかなかろう。やはりこの9人は特殊な、目には見えない何かで繋がっている!という認識を新たにさせられる、まさにベスト・オブ・ベストなライヴ盤。DVD版も同時リリース。 |
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6. De La Soul / The Grind Date (BMG) カレンダー・タイプのアートワークがデ・ラらしくて可愛い(?)レーベルを移籍しての第7作は、デイヴ・ウエストやJ・ディラ、マッドリヴ、9thワンダーら「デ・ラ好み」のソウルフルでヒネリの効いたプロダクションを得意とするプロデューサーたちが魂心のトラックを提供し、彼らもそれに十二分に応えた聴きゴタエ充分の好内容。ショーン・ポールとジョイントした例の曲はボーナス・トラック扱いだが、その他も客演含め粒揃い、だ。これぞ、クラシック・モダンの極み? |
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7. I-20 / Self Explanatory(EMI) リュダクリス、チンギーのブレイクで勢いに乗るクルー“ディスタービング・ザ・ピース”より3番目のソロ・デビューを飾ったのは、あのドクトクのロー・ヴォイスで知られるI-20。流石に今イケイケとばかりあってプロデューサー陣もヒートメイカーズからサラーム・レミ、リル・ジョン、DJポール&ジューシー、スキー、レッド・スパイダーと一流ドコロを多数用意し、ゲストも親方リュダからチンギー、ショウナ、リル・フェイト、ボーン・クラッシャー、ジュヴィナイル・スリー・シックス・マフィア等々とギッチリと。意外と社会派なトコロを聴き漏らさぬように。 |
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8. Mix Master Mike / Bangzilla(Lexington) バトルDJの登竜門「New Music Seminar DJ Battle '92」の王者であり、今や伝説の西海岸最強のターンテーブリスト集団=インヴィジブル・スクラッチ・ピクルズの一員、ここ数年ではビースティ・ボーイズのライヴDJとして有名なミックス・マスター・マイクの最新作。ターンテーブル・ミュージックとして何が必要で、何が必要ないのか、彼は百も承知だ。だからこそプロダクション・アルバムとスクラッチ・アルバムを両立させる事が出来るのだろう。とにかくここにある興奮は“コスリ”でしか味わえないモノ、だ。 |
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9. Culorhythmics / Sociology(Bad News) インサイトが主宰する注目の新レーベル“ザ・ラスト・アーケディア”の第一弾作品がコレ。シカゴを拠点に活動するMC、アダットとオール・ナチュラルやジャングル・ブラザーズに曲を提供した事もあるトラックメイカー、ケニー・キーズのコンビからなるこのユーロリズミックスは、これまでに2枚のEPをリリーシしただけの知る人ぞ知るユニット。だが、何ともソウルフルでローファイ感のあるトラックに堅実なライミングが深くなる。“インサイトのお気に入り”という話も頷ける秀作。 |
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10. Uzi / No.9(Future Shock) “和”に拘り続ける豪楽、ウヂに変化アリ!? いや、それは変化ではなく“進化”だ。本人がトラック選びからゲスト決めまでの全てを行ったというこの事実上初のプロデュース・アルバムにして、そのキャリアにおける肝心な2作目はしかし、どこを取っても「ウヂらしいよ!」という声が漏れてくる仕上がりとなっている。そんな中で、初の“女声”とのカラみを演じた曲や、デヴ・ラージ等との魅力的なセッションが続き、“今”を切り取った作品でもある事を思い知らされる。濃ゆいぞ今度も。 |
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11.Sal The Soul / Urban Soul Oddyssey(LD&K) Salacious Salの名で知られる大阪のインテレクチュアルなソロMC、が改名後初のアルバムをドロップ。これが素晴らしい! 実はかつて同じクルー(Keep Pn Steppin')に属していたソウルメイト=ミンミを始め、フレックスライフや山本領平、Keito Blow、Tanaka aka Rockboyといった他方面からのハイ・センスなゲスト陣の参加にもSalというアーティストの特殊性を感じて頂けるだろう。内面を描写するリリシストとしての力、そして語りかけるようなフロウ、とその全てがドクトク。とにかく聴いて! |
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12. Norisiam-X / Brave New World(Colombia) S-ST.ENT.の紅一点ノリシャム-と言えばドーベルマン・インクやスフィア・オブ・インフルエンス、ハセ・Tがプロデュースした『Dancehall Premere 2』等の作品への参加でご存知の方もいるだろう。そして今回リリースする初のフル・アルバムに触れて貰えば、彼女が全く新しいタイプのラップ・アーティストである事が感じられる筈だ。幼虫が蝶になる過程に夢見た話をコンセプトに全曲のトラックをバックロジックことBLが手掛け、“最先端のビートと幅のあるヴォーカリゼーションの完全なる融合”を試み本作は完成した。4WD、ジャジー・ブレイズ、ウルフパックの客演も。 |