
|
|
SPICE IN YOUR LIFE / RICHIE SPICE [5TH ELEMENT / FE0012] 数年前の曲がいきなりリバイバル・ヒットで再浮上。このリバイバル・ヒットの流行に関係無く、良い曲が作れる人である事を証明した最新作です。数年前に出た1stアルバムも良い曲が多かったけど、それと比べると随分と音は洗練され、アクの強い声も良い方向に活かされていて、より多くの人に受け入れられるのではないでしょうか。1stにも収録されていた、例のリバイバル・ヒットした曲も収録。[輸入盤](鎌田和美) |
![]() |
BUJU & FRIENDS / BUJU BANTON [VP / VPPH2264] ブジュ新作はベスト盤。しかし、ただヒット曲を集めただけの代物では無くて、全部コンビネーション物。やはりペントハウス音源中心だけど、その他のレーベル作品も収録。初期のヒット曲は勿論、テナー・ソウとのリミックス・コンビから、黄金コンビ=ウェイン・ワンダー物はバッチリ押さえ、ベレス、ガーネットも有り。更に有りそうで無かったボウンティとのコンビまで収録した凄いヴォリューム。[輸入盤](鎌田和美) |
![]() |
REMIXED : ABSTRACT BEATS / TWILIGHT CIRCUS DUB SOUND SYSTEM [M RECORDS / MCD 320] リミックス・アルバム第二弾。各リミキサーの個性が充分に発揮されていて、全く別の世界へ導いてくれます。特に内田直之 feat. Gomaが参加した曲は、自分の考える発想を越え、ダブ・クリエイターの音に対して更に手を加えた刺激的アプローチ。これには興奮してしまいます。常にオリジナリティのあるダブを作ってきたTwilight Circus、他者の才能とぶつかり合うことで新しい空間が生れます。[輸入盤](磯野カツオ) |
![]() |
AGE OF VENUS / JAH WARRIOR MEETS PRINCE ALLA [JAH WARRIOR / AOVCD 013] ジャー・ウォリアーの新作ダブ・アルバムは、以前、ジャー・ウォリアーがプロデュースしたプリンス・アラーの曲を新たにダブ・ミックスしたもの。ブリブリと唸るマイナーベースがなんと言ってもこのアルバムの売りである。軽快な4つ打ちのステッパー、メディテーション系のワン・ドロップと、リディムも多種多様で飽きさせない。録音、ミックスはお馴染のコンシャス・サウンド・スタジオ。[輸入盤](長井政一) |
|
![]() |
EXPLORING THE DANGERS OF / DUB TRIO [ROIR / RUSCD 8287] ニューヨークで活動する、しかも生でダブを演奏するトリオの1stアルバムです。バンド名から連想すると、落ち着いた雰囲気のポスト・ロック風かと思いきや、聴いてみると荒っぽさも感じさせる本気のダブ・バンドだったのです。3曲収録されているライヴ・ヴァージョンから彼らの白熱した空気が伝わり、実力も並ではない事が分かります。奇麗過ぎずに本能でルーツに影響を受けながら挑戦しています。[輸入盤](磯野カツオ) |
|
|
JAZZ'N REGGAE SHOW CASE VOL.2 / ALBERTO TARIN [BRIXTON RECORDS / BR-016] スペインのアーティストで、とても心地よいギターの音色を聴かせてくれます。モダン・ジャズとレゲエの融合を試みたこのギターは、アーネスト・ラングリンを思わせるタッチです。その中でも、ナイヤビンギ・スタイルの演奏が心に響く「Wonderful World」、これは絶品。そして原曲に続きダブが収録されているShow Caseになっています。現在、ジャマイカでは聴けない音楽なのかもしれません。[輸入盤](磯野カツオ) |
![]() |
SAURALUX REGGAE SHOWCACE / V.A. [AURALUX / LUXX007] 早くもAuraluxのレーベル・ショウケース・コンピ盤が登場。リー・ペリーやマイキー・ドレッドの名盤に未発表曲をふんだんに盛り込み話題を集めた同レーベルの、これ迄の軌跡と今後の道筋が詰まった全12曲。先の再発盤を買い逃した人はこれで「Upsetter Rhythm#2」や「Ancestral Dub」をチェック。05年にはキング・ジャミーやスラ・ロビをリイシューするというからこれからも目が離せない。[輸入盤](武田洋) |
![]() |
ライヴ・イン・セッション/シャンディ・アイ [M.O.P. / MOPR-0012] 京都を拠点に全国各地でRoots & Cultuer Sessionを繰り広げているシャンディ・アイのライヴ実況のCDがリリース! 本作は名古屋のRadixで行われたライヴ、約2時間分を収録したキラー な1枚! 1台のターンテーブルとサイレン・マシーンを駆使したサウンド・システムの限界まで轟音を響かせるその独特のプレイ・スタイルが体感できる。ダブワイズ、ニュー・ルーツ・ファンはもちろん要チェックだ。(長井政一) |
![]() |
アクエリアス・ロック/V.A. [ビート / プレッシャー・サウンズ / BRPS-045] リー・ペリーによる『Blackboard Jungle Dub』、プリンス・バスター『Message : Dubwise』と並び、ダブ史上もっとも初期にリリースされたアルバムと言われている『Aquarius Dub』をリリースしたあのハーマン・チン・ロイの初期作品集。オーガスタス・パブロ、チャーリー・ボーイのファンキー・インストをはじめ、初期レゲエ・ファンには堪らないルーディーな曲が盛りだくさん。LPは2枚組でリリース。(武田洋) |
![]() |
ダンスホール・チューンズ/V.A. [ワーナー / WPCR-11929] レゲエが大ブレイクした今年、巷では数多くのアルバムがリリースされた。現象としては10年程前のレゲエ・バブルと似ているが、今回の方が現場とリンクした作品が多く、ブームでは終わらずシッカリとシーンが形成されてきたなという印象を受けた。このアルバムはメジャー・レーベルからリリースされたコンピ。コアなヒット・チューンも収録されてはいるが、どちらかというと初心者向きの内容。(小池信一) |
![]() |
デスティニー・フルフィルド/デスティニーズ・チャイルド [ソニー/SICP-700] グループとしては約3年ぶりとなる4作目。今回多くの曲でプロデュースを手掛けたビヨンセによる“メンバーそれぞれの個性をフィーチャーした”という方針は、各人のソロ活動における成果と相俟って、3人のキャラ立ちも鮮やかな仕上がりに。先行シングルの「Lose My Breath」こそラッシュの効いたアップだが、全体的にはクラシカルなアプローチが支配、実に大らかで頼もしいヴォーカル・アルバムとなった。(石澤伸行) |
![]() |
アンセストリー・イン・プログレス/ザップ・ママ [コロムビア/V2CP-195] ベルギーとコンゴをルーツとする“アフロピアン”によるソロ・プロジェクト。その語感はエスニックな雰囲気を醸すも、音作りはネオ・フィリーな意匠に。また総合監修にはデヴィッド・バーンがあたり、ゲスト陣にはエリカ・バドゥ、ラリー・ゴールド、クエストラヴ、コモンらが迎えられており、結果アルバム全体は複雑な音楽性に満ち溢れ、また現行ヒップホップ・R&Bシーンの楽しさをも確かに伝えている。(石澤伸行) |
![]() |
ワン・ラヴ/ニュー・エディション [ユニバーサル/UICU-1071] 結成20周年を迎える彼らの新作はバッド・ボーイからのリリースに。トラブルを抱えるボビー・ブラウンの姿こそないものの、P・ディティ18番の鋭利なビート感を湛えたプロダクションを得て、5人が繰り広げるパフォーマンスは上々の仕上がりだ。ジョニーとラルフによる甘酸っぱい振る舞いもタマラないが、特にベル・ビヴ・デヴォーの3人がカマすキレキレのラップは、本作を一際フレッシュなものとしている。(石澤伸行) |
![]() |
シルヴァー&ゴールド/ヴァネッサ・ウィリアムズ [ワーナー/WPCR-11956] アメリカン・ビューティーをその容姿と歌で体現する彼女による移籍後初の仕事はクリスマス・アルバムに。瑞々しい演奏をバックにブライアン・マクナイトとデュエットした「もろびとこぞりて」を始め、聖夜のスタンダード曲たちは、セレブだけが醸し出すことの出来るキュートでゴージャスな雰囲気に彩られ、「冬の子守唄」をイメージしたというオリジナル曲も実にイイ感じ。今月の第4金曜日はこれでキマり!(石澤伸行) |
![]() |
ゴールド・コースト/リアン・ベンソン [ポニーキャニオン/PCCY-01712] アフリカ系英国人女性(美人)シンガーによるデビュー作。ジェイムス・ポイザーやボブ・パワーらに加え自らしつらえた、太めなボトム上を泳ぐヴォーカルが印象的だが、そこでは“艶”“華”“枯れ”“インテリジェンス”が絶妙に配合され、時にシャーデーを思わせる。スラム・ヴィレッジとファーサイドのJ・スウィフトが手掛けた2曲のリミックス仕事も、きっちりと“再構築”を感じさせるもので好感度高し。(石澤伸行) |
![]() |
コンシャス/ジュリー・デクスター [Pヴァイン/PCD-24163] 2年前にデビュー済みの女性シンガーによるセカンド作。クラブ・ジャズ系の仕事に携わる傍ら、今年になってアンソニー・ディヴィッドのアルバムにも参加していた彼女だが、一連の武者修行は見事本作でも開花したとの印象。カッチリと疾走するジャジーなトラックに乗る際も、また808流儀なメロウ・グルーヴにおいても、彼女の清くて柔らかな歌声はたっぷりとした包容力でもって聴く者を癒すかのようだ。(石澤伸行) |
![]() |
レット・イット・ライド/アラン・エヴァンス [ヴィレッジ・アゲイン/VIA-0025] NYのジャム・バンド、ソウライヴのドラマーにしてリーダーによるソロ作。彼らのライヴ演目としてお馴染みの「Do It Again」を始めとする“かっとび”系の曲と、「To The World」のような粒立ちの良いサウンド構成のどちらもが出来るあたり、流石バンマス、引き出しが多い。スティーヴィ・ワンダーを思わせる穏やかな歌い口も好みだが、リズム隊を司る人らしい、スコーンと見晴らしの良いファンクネスが痛快だ。(石澤伸行) |
![]() |
ソウル・サヴァイヴァー/O.S.T. [ビクター/VICP-62868]] 60〜70年代のオリジネイターたちによるイマのパフォーマンスを記した映画のサントラ盤。本作の邦題にもなったあの曲で吠えるウィルソン・ピケットに始まり、既に故人となったルーファス・トーマスと娘カーラとのデュエット、そして変わらぬシルキー・コーラスを聞かせるシャイ・ライツらの勇姿は、単なるノスタルジーを吹き飛ばすほどに熱く、そして今なお、剥き出しであり続けている。映画の方も是非!(石澤伸行) |
![]() |
ザ・フローティング・グラス・キー・イン・ザ・スカイ/レインスティック・オーケストラ [ビート/ニンジャ・チューン/BRZN-94] 角田縛と田中直道によるレインスティック・オーケストラによるアルバムがニンジャ・チューンよりリリース。同レーベルから日本人の作品が発表されるのは初めての事。角田はカームのミュージック・コンセプションよりソロをリリースした経緯もあるが、今回のサウンド・メイクは共同作業という事もあってかより多彩な表情を見せる。適度なグルーヴを持ったリスニング・アルバムとして的を得た一枚。(高橋晋一郎) |
![]() |
グルーヴ・オン/アップセッツ feat. ゼロ [トライエイト/TERCD003] DJヨーグルトとDJ Uによるアップセッツが3rdアルバムをトライエイトより発表。しかも今回は井上薫が主催するレーベル、シーズ・アンド・グラウンドから頭角を現してきたバンド、ゼロをフィーチャーして作られたブレンド要素の強い作品。中でも本作最後に収録された「Heaven In Hell」では17分という長い尺をノン・ビートでありながら色彩豊かに聴かせるアップセッツならではの新境地を発見。(高橋晋一郎) |
![]() |
メペインティング・モンスターズ・オン・クラウズ/コア [ヘッズ/HEADZ 34] 初めての国内盤リリースとなるのはメルボルン在住のコアことコーネル・ウィルチェックによる2ndアルバム。オーストラリアのサージェリー・レコーズのメイン・アーティストで、フォーテットやマニトバの前座を務めた事でも知られている。2002年にリリースされた『Forgetabout』が密かに話題を呼んだが、どこか温かみを感じさせるメロディアスで繊細なエレクトロニカは今作でより洗練されたものに。(高橋晋一郎) |
![]() |
ユニーク・コネクション/レベル・クリーク [P-ヴァイン/PCD-24164] 映画『サムライ・チャンプルー』にも楽曲を提供し知名度を更に高めたばかりか、精力的に作品をリリースする才人、ファット・ジョンによる新たなプロダクションが始動。ファイヴ・ディーズの楽曲でもフィーチャーされていたアムレットを迎えて作り上げられたグループ、レベル・クリークがそれにあたる。ビート・メイキングで十分な信用を持つ彼が取り組んだ所謂R&B的アプローチ。期待を裏切らない仕上がり。(高橋晋一郎) |
![]() |
フラフラ・ダンス 5 ラヴ・デラックス/ケンジ・ジャマー [ウーツー/DDCU-2005] 精力的にリリースを重ねるKenji Jammerの“Hula-Hula Dance”シリーズも早5作目。ユルユルなジャワイアンといった趣だったが、前作からやや振り幅も大きくなり、低音部もどっしりした感も。John Jackson(6曲参加)のトロンボーンも効果的だし、いつも通りミックスを担当したK・U・D・Oに加え、内田直之も技を披露し刺激率アップ。オマケとして収録されたLittle Tempoとのライヴ音源「Daddy's Delight」も物凄くイイ。(大場俊明) |
![]() |
ベース・オン・トゥルー・ストーリー〜ザ・サウンズ・アバウト・笹沼位吉/V.A. [ユニバーサル/UMCK-1183] Cool Spoon解散後、笹沼位吉がかなりの時間を要して結成したSly Mongooseの音には、彼がその空白期間、つまりDJやサポート・ベーシストとして活動した際に培ったエッセンスが詰まっている。その空白期間が全く無駄ではなかったのは言わずもがなだが、本作はその頃に彼がベーシストとして参加した曲を蒐集したコンピ盤。図らずしも90年代半ば以降の良質なストリート・ミュージックを俯瞰できる作品となった。(大場俊明) |