1. Baby Cham / Hood (Mad House)

出ました、ニュー・トラック "Bad Girl"。"Punanny" の2000年型と言える "Fiesta" も良かったが、オリジナリティという点では、こちらが圧倒的。アフロな肉声ハミング(に聞える)をベースライン的に仕様したスケールのデカいドライヴ感。セックスネタです、リリックは。
2. Baby Cham & Toi / That's How I Ride (Mad House)

"Bad Girl"。Chamと女性DJとのコンビネーション。囁きかける女性DJパートの反復にChamのストレートなDJが呼応する内容。あくまで陽気なアッケラカンとしたセクシャルな歌。「どんなのが好きか」を二人で掛け合っております。
3. Vybz Kartel / Real Man (Black House)

オリジナル・リズム "Middle East"。「バシャバシャ」と鳴るナマ音っぽいドラムが個性的でカッコいい。ベースもウッドベース的な音色で、時折シンセホーンがアクセントを加える文句無しの仕上がり。「本物の男は女性一人じゃ満足出来ないぜ、なぁ野郎共」と、この人らしいDJ。
4. Elephant Man / It In Deh
(Black House)

"Middle East"。(3) に付け加えるとヴァイオリンの様な音色のストリングスシンセも非常に印象的な洗練されたトラック。レゲエって凄いなって思わせます。いつもより抑え目なDJもバッチリとマッチ。女性をモノにしたい男のお話。

5. Elephant Man / Afraid A Wi (Q45)

恒例のクリスマス・ソングをBad Manリリックスに替えたチューン。リズム・パターンとサウンドは「Pon De River」系のこのレーベルお約束な展開。が、ドラム&ベースの迫力は過去最大。EleのDJもいつになくアグレッシヴで突破力抜群な一枚。
6. Nina Sky & Baby Cham / Trunin' Me On (Black Chiney)

ハンドクラップと「Flap Your Wings」系のドラム&ベースをブレンドしたダンサブルなリズム "Kopa"。豪華二組のコンビネーションで、よりキャッチーな仕上がり。「Move Ya Body」に続く大ヒットは確実か。歌詞もパーティ・ダンス・アンセム。

7. Kardinal Officiall & Akon / Kill The Dance (Black Chiney)

"Kopa"。カナダのラッパー達と人気急上昇中のR&Bシンガーとの組み合わせ。ダンスホールでも違和感の無いAkonのシンガー・パートもキワキワでいい感じ。攻撃的に畳み掛ける集団ラップ・パートで「俺達はどんなダンスも盛り上げまくるぜ」。
8. Wayne Marshall / Some Thing Must Be Wrong (Stone Cold)

ジャマイカでPVがヘヴィ・ローテーション中の一曲。セミアカペラのイントロから一転して一気に疾走する展開がGood。女性に熱い想いを訴えるラヴ・ソング。オリジナルのジャグリン・トラック "Wake Up" 使用。同Trk.でAshanti、Elephantもリリース予定。
9. Wayne Wonder & Vibz Kartel / Turn Up The Heat (Fire Links)

イケイケなキーボードがLinksらしいニュー・トラック "Clear"。リリックスもソフトでメロディアスなWayneのパート(とは言っても凄いこと歌ってますが)に凶悪なKartelのDJパートが絡むBad Manチューン。
10. Macka Diamond / Pop Down
(Fire Links)

"Clear"。「Done A Ready」他の現地スマッシュ・ヒット以降人気上昇中の女性DJ新曲。女性版Vibz Kartelとも言えるスタイルとリリックス内容は今回も全開。どいつもこいつもダメな男ばっかり。私を満足させてくれる奴はいないのか、ってリリックス。B面のCecileもナイス。
11. Capleton & Macka Diamond / Mi Ready (Big Jeans)

いつも面白いトラックを届けてくれる当レーベル。今回もある意味オルタナティヴな個性派トラック "Wine Yu Waist" を制作。ズシリと重いボトムの反復と浮遊感のあるキーボードの組み合せがオリジナル。二人のコンビもダンスホールならではの強烈さ。負けず嫌いの男女のセックス一本勝負。

12. Tanto Metro & Devonte / See Girls (Big Jeans)

"Wine Yu Waist"。この曲のみソフトなアレンジ。ストリングシンセでメロウにシンガー・パートをフォロー。DJパートでソリッドになる絶妙のサウンド。両者のコントラストが際立つお洒落な仕上がり。ホット・ギャル・アンセム。
 
13. Sizzla / I'm With The Girl (Echo)

Thrilla" のヒットに続けるか。ニュー・トラックは "Military"。その名の通り、マーチング・バンドを思わせるドラムを中心に据えた勇ましい音作り。いつもと違うSizzlaのライミングがチェック・ポイント。苦心の跡が伺えます。ストレートではないが、アンチ・ゲイをリリックスに。
14. Elephant Man & Out Cast, etc. / Propella etc. (For Da Street)

これは6曲入り12"シングル。今年を代表するHip Hop大ヒット曲「Lean Back」使いのBeenie Man, Vibez Kartelや、早くも "Kopa" を使ったCassidyのリミックスを収録。Out Cast「Roses」は "Dance Hall Rock" でリミックス。