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Busy Signal
STE OUT
 
Interview by Minako Ikeshiro
 

名前をよく聞くようになったな、と思ったら曲名通り、世界に足を踏み出したのがビジー・シグナル。声よし、リズム感よし、勢いあり。久々に大物を予感させる逸材だ。初来日を果たした2日後に、ニューヨーク→大阪という変則的な状況で初インタヴューをゲット。
 
●一昨日、着いたんですよね? 日本の第一印象から教えて下さい。
Busy Signal(以下B):いいヴァイブをもらっているよ。第一印象は、みんながビジー(笑)。清潔なのがいい。俺はベジタリアンだから、食べ物はちょっと困っているけど。
 
●ニューヨークでは「Step Out」がHot97の昼のローテーションに入っていますよ。
B:ボビー・コンダースとジャバから聞いた。嬉しいね。アメリカではレコード会社と契約しているわけではないし、特別な後押しがなくてそこまで行くのは、純粋に聴きたい人が多いってことだ。ショーン・ポールも「アメリカであの曲は大人気だぞ」って言ってくれたし、頑張った甲斐があったよ。
 
●「Step Out」は「Not Going Down」と同じレネサンが作ったのかと思っていたのですが、実はセルフ・プロデュースなんですね。
B:俺が作ったんだけど、レネサンがプレスしてジャマイカでプロモーションしてくれたんだ。
 
●機材はかなり使えるのですか?
B:知り合いが作ったリディムに手を加えて仕上げた。その時は俺も無名だったし、彼らも無名だったから、曲名を「Step Out」にしたんだ。
 
●彼らの名前を教えて下さい。
B:Equinox。
 
●バウンティー・キラーはメンター(手本となる先輩)と考えていいですか?
B:彼は本当に尊敬している。ジャマイカだけでなく世界で経験を積んで、たくさんのレコードを作って来た人だ。後輩として面倒を見てもらっている。一番インスピレーションを受けるアーティストだね。
 
●ジャマイカではバッドマンDJがもっとも人気を集めるように思います。ニンジャマン、バウンティー・キラー、ヴァイブス・カーテルもそうですが、あなたもそのカテゴリーに入りますよね?
B:今までやってきた曲はそのタイプが多いし、ジャマイカで一番人気があるタイプというのも本当だけど、俺は最近幅広いトピックの曲を言って、ガンや殺し合いばかりをDJしていない。女性や母さん、コミュニティーやジャマイカについての曲も作っている。一つのスタイルや一つのタイプのリリックにこだわりたくないんだ。
 
●バウンティー・キラー以外に好きだったアーティストは?
B:ブジュ・バンタンや、サンチェス、もちろんボブ・マーリーも。海外だったらメアリー・J・ブライジやホィットニー・ヒューストンとか色々な音楽に触れていたよ。DJを追究しているけれど、普段からそればかり聴いているわけではないんだ。自分の音楽もいろんな人にいろんな風に聴いてもらいたいと思っているよ。
 
●ウェブサイトにビジネスは自力でやる方針だと書いてありましたね。
B:インディペンデントで出来るならそれが一番だ。もちろん、アルバムを売るのにはたくさんの作業が必要だから、ヘルプはあった方がいいよ。でも、レコード会社で若いアーティストが搾取されることも多いだろ。
 
●名前の由来は?
B:子供の頃は悪くてさ、母さんについて教会に行くのが嫌だったから、わざと忙しくしてあちこち飛び回っていたんだ。「忙しくて行けない」って理由を作るためにね。まぁ、いつも忙しないタイプで、15才くらいの時も目を離したらほかの場所に行っちゃうし、稼ぎに行ったと思ったら、DJをして帰ってくるって感じだったから、この名前がついた。
 
●どんな子供時代でした?
B:貧乏であちこちを転々としていた。バースデー・ケーキやクリスマス・プレゼントを貰ったことなんてない。母さん一人で、俺のほかに3人の兄弟を育てていたから、大変だった。
 
●だから、サンタクロースの曲(注:「Di Bwoy Santa Claus」)を作ったの?
B:そうだよ(笑)。気に入ってくれた?
 
●いい曲ですね。アルバムには入ってないみたいですが。
B:12月の2週目に作って、シーズンのギリギリだったから、まだあまりかかっていないんだ。次のアルバムには入れるよ。俺の子供時代みたいにサンタクロースとか関係ない状況にいる子供はいっぱいいるから、あの曲は作らないといけなかった。
 
●アルバムの話をしましょう。セルフ・プロデュースの曲も多くて、結果的にエクスクルーシヴなトラックが多いようですね。
B:みんながもう知っている曲ばかりだとつまらないから、頑張って新しい曲を作ったんだ。自分の気持ちをオープンにしていれば、いろんなことが達成できるもんなんだ。寝付けない夜なんか、また曲作りに戻って、言葉を変えてみたり、音を足したり、最初からやり直したりしたよ。正しい言葉を乗せるのが一番大事だからね。自画自賛になるけど、このアルバムは誰が聴いても聴きどころがあるような、いい作品になったと思う。「Step Out」は04年の1月に作って、それ以来ジャマイカで少しずつヒットしていった。特に大きな助けがあったわけじゃないけど、言葉のつなぎ方が新鮮だったから、みんな「何だ、今のは?」って聴き直したくなったんだろうね。俺は誰もやっていないことをしたい。そこに俺の創造力のソースがある。
 


Step Out
Busy Signal
[Victor / VICP-63467]

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