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281    COLUMN    PLAY IT LOUD

HOME AWAY / NORRISMAN
[GREENSLEEVES / GRELCD292]
先頃日本にもやって来たノリスマン、UKグリーンスリーヴスからのリリースです。独特の線を持つ声質にDJと歌を上手く絡めたオリジナリティ溢れるスタイルが実に良い感じです。王道ロック・ステディのリメイクからルーツ〜ラヴァーズ路線のワン・ドロップ・スタイルのリディムが中心で、音の方も実に気持ちの良い仕上がりです。もちろん「Home & Away」「Move Hard」といったヒット曲も収録。[輸入盤](鎌田和美)
 
UNIVERDAL CRY / NASIO FONTAINE
[GREENSLEEVES / GRELCDJ-2008]
いい加減「ボブ・マーリーの再来」という謳い文句は聞き飽きたが、このルーツ・シンガーもそんな宣伝文句をつけられてしまっている。ドミニカの貧しい家庭で育ち、幼少の頃からその歌唱力は村の誇りだったとか。その後86年にレコード・デビューを飾り既に4枚のアルバムをリリースしているそうだ。僕は本作で彼を初めて知ったが、素直に彼の真摯な歌の魅力にハマった。ロック的な演奏もうまくハマっている。[輸入盤](大場俊明)
  
CHILDREN OF THE GHETTO / WINSTON JARRETT
[JAH SHAKA / SHAKA-654CD]
ルーツ・レゲエ・シンガーの中でも強烈な個性を放ち存在感のあるアーティスト。Jah Shakaプロデュースによる新作をリリースしました。デジタル・ステッパー・リズム・トラックが暴れまくっております。見事に腰の入ったヴォーカルはリズムに負けていない。むしろ相乗効果で壁を突き破る勢いは誰も止められません。焼き直しではなく、オリジナル一本勝負。再び息を吹き返した魂の叫びを聴いて下さい。[輸入盤](磯野カツオ)
 
FRAICHE / KING DADDY YOD
[METHOD-RECORDINGS / MRCD 003]
フランス語のダンスホール・レゲエです。ラガ・フレイヴァ全開。忘れかけていたガラガラ声が満喫出来ますよ。90年代に活躍した早口パワー・スタイルがここに詰め込まれている。未だにラガ愛好家は多いのだ。トラックにしても、DJのフレージングにしても「お帰りなさい90年代」でございます。但しオールドスクールとは呼びたくない。懐かしさで聴いてませんから。未だラガ現役、カツオは叫ぶ。[輸入盤](磯野カツオ)
 
SPOKEN DUB MANIFESTO VOL.1 / BRAIN DAMAGE
[JARRING EFFECTS / FX052CD]
分ダブと詩、それは生きた音と言葉が空気中に飛び交って発火することだ。複数のアーティストがポエトリー・リーディングをしている作品。残念ながら詩の意味は理解できない。しかしダブと言葉の目指す方向、つまり同じ意味でよりシャープに描かれていると感じる。音楽とともに言葉を発する表現方法を模索している人達にとって、とても興味深いテキスト。Mark Stewartが1曲参加しています。[輸入盤](磯野カツオ)
 
キャント・ゲット・オーヴァー・ユー/ダヴィル
[エイベックス/AVCD-17983]
『In Heaven』から1年、遂に新作のリリース。日本で大受けした「In Heaven」のアカペラや「On My Mind」等を収録。しかし何と言っても素晴らしいのがD.Brownの大名曲「Have You Ever」のカヴァー。単なるカヴァーでは無く自分なりにアレンジされている上、独特の声質も手伝いこれぞカヴァーのお手本といった仕上がり。勿論コレだけが良い訳じゃないですが、このクオリティが本作の完成度を象徴しています。(鎌田和美)
 
イナ・ダンスホール/パパ・ユージ
[スパイス/キテキ/KTKM-001]
正に日本のダンスホール・レゲエ・シーンと共に生きて来たパパ・ユージらしいタイトル。そして内容もタイトル通り、彼なりのダンスホールに拘った曲が並ぶ。自身のレーベルKiteki Muzikを立ち上げ、その第一弾作品としてリリースされたミニ・アルバム。Kon "MPC" Kenによる2曲は現場を熱くし、腕利きのジャマイカ人による生演奏をバックに歌う3曲は魂を焦がすはず。レーベルとしての次なる展開も楽しみだ。(大場俊明)
 
ダウン・タウン・ムーヴメント/ケン-U, ミッキー・リッチ, ドミノ-キャット
[KSR/リズム・オブ・ダ・シーズンス/RODS-0001]
今年の夏は各地のビッグ・ダンスに引っ張りだこの東京・浅草発レイシー・バレット所属の三羽烏が、満を持してファースト・アルバムをリリース。今をときめくプロデューサー陣を適材適所に起用し、最新のダンスホールを披露しているが、何よりもこの3人のコンビネーションに成長の跡がみえて嬉しい。ケン-Uの独特の節回しをフックとし、それに絡み付くミッキーとドミノのDJイングもかなり練り込まれている。(大場俊明)
 
ダブ・アイヌ・デラックス/オキ
[チカルスタジオ/CKR-0111]
各誌で絶賛を浴びた『ダブ・アイヌ』の続編的作品が到着した。前作で彼の血に脈々と宿るアイヌの文化が生み出した伝統音楽を継承しつつも敢えてそれを破壊し進化させようとする強い意志が表明されていたと思うが、本作では音楽的に更に一歩進め、よりレゲエ的なリズムを強化しチャンプル度を上げてきた。原曲の持つ凛々しい佇まいはそのままに、この素晴らしい音楽をより身体に染み込ませる事に成功している。(大場俊明)
 
リメイクス/V.A.
[P-ヴァイン/PVCP-8802]
エレクトロチックなダンスホール・トラックを制作し、アメリカのポップ・スターにも重宝がられているサウス・ラッカス・クルー制作のカヴァー集。原曲は80'sのヒット曲に焦点を当てているため『ベストヒットUSA』世代ならば全曲知っているはず。それらをバウンティ、T.O.K.、ワード21、シズラ等がキャラ丸出しで熱演。前述の世代ならばくすぐったい気分になるだろうが、若い人ならすんなり楽しめるはず。(大場俊明)
 
ヴァージョン・ドレッド:ダブ・スペシャリスト/V.A.
[ビート/ HEARTBEAT/BRHB219]
66年?82年の間にスタジオ・ワンからリリースされた7インチ・シングルのBサイドに収録されていたヴァージョンやダブを一枚にまとめたもの。ジャケからもお解りのように、ルーツ・レゲエ期の作品が中心で「アーマゲドン・タイム」「ピック・アップ・ザ・ピーシーズ」など有名曲のヴァージョンばかり。演奏だけでも充分聴くことが出来るのは、このレーベルのサウンド・クリエーションが確かな証拠である。(小池信一)
 
スタジオ・ワン・DJ’S 2/V.A.
[ビート/SOUL JAZZ/BRSJ-137]
こちらもスタジオ・ワンの音源をコンパイルしたオムニバス。ソウル・ジャズ・レコーズの人気シリーズから、DJモノの第二弾! 70?80年頃に人気を博したDJ陣が、“スカイラーキング”“ソロモン”“ヘブンレス”などの定番オケをバックに思い思いのトースティングを聴かせてくれる。オーソドックスなアルカポーン、いかにもルーツなリトル・ジョー、プリンス・ジャズボ、軽快な語り口のブリギーがGOOD!(小池信一)
 
ミルク&ハニー/テイマー・ディヴィス
[ユニバーサル/UICU-1121]
プリンス肝煎りのデビュー作。容赦ないグルーヴがボトムを蠢くファンク曲もありつつ、二人でこしらえた音世界が全編で清廉な印象を与えているのが興味深い。彼女の声も、キュートを旨としながら、タイトなサウンドにも仁王立ちして応えるかの如き磐石な構えにて、相変わらずいいシンガーを見つけてくるなぁといった感じだ。日本盤には殿下と演った「Purple Rain」「Let's Go Crazy」等のライヴ映像を併収!(石澤伸行)
 
ラトーヤ/ラトーヤ
[東芝EMI/TOCP-66588]
デスチャの元オリジナル・メンバーによる執念のソロ・デビュー作。先行シングル「Torn」を始めとしたグルーミーなミッド曲等で披露される、どこかビヨンセ的なヴォーカル技にまずは関心が向かう一方で、今回の成功裡は“レペゼン・ヒューストン”を表明するかのような制作スタンスだと認識。マイク・ジョーンズ、ポール・ウォール、バン・Bらの参加は勿論、サウスな音作りの意匠も実にスリリングだ。(石澤伸行)
 
モーニング/アメル・ラリュー
[ポニーキャニオン/PCCY-01796]
2年ぶりの3作目。ヒップホップ的ドープネスをふまえたトラックがあれば、正統R&Bモノでは熱くまっすぐに歌ってみせたり、かと思えばフォーキーな音世界に自らの声をトロリと溶け込ませてしまったりと、“プロダクション的には色々”ではあるものの、こういった作りはデビュー以来一貫したもの。何よりこの声の華やいだ雰囲気には抗し難い魅力があるわけで、本作も“アメルのド真ん中”が堪能できる。(石澤伸行)
 
ジャーニー・オブ・ジェミニ/ドネル・ジョーンズ
[BMG/BVCQ-21062]
4年半ぶりの4作目。寄せては返すような“雅なメロウネス”で株価を急騰させているティム&ボブの仕事がなんといっても白眉だろうが、マイク・シティ、アンダードッグス、ショーン・ギャレットらを含め、その音作りは実に“歌オリエンテッド”。当の主役たるドネルの方も、それに応えんとロマンティック一辺倒に陥ることなく、伸びやかでハリのある歌声を聴かせてくれている。待った甲斐ある“熟成盤”なり。(石澤伸行)
 
トータル・ショック/ディープ・3
[BMFN/BMFNCD-1008]
オハイオ出身の3人によるデビュー作。プロデュースは2000年以降活躍した伝説のヴォーカル・グループ、スムース・アプローチのメンバーがあたる。音作りにおける風味付けには“イマ”が認められるものの、その歌いっぷりは嬉しくなるくらいに90’s。凛としつつもここぞという場面でギュンと屹立するかの如きタフネスが放つ一連の声の波動は、時にジョデシィを彷彿、世の歌好き全ての腰を打ち砕くハズ。(石澤伸行)
 
ザ・キングス・オブ・ディギン/V.A.
[ホステス/RR0061CDJ]
世界のトップDJがとっておきのお皿をミックスしていく人気シリーズ。今回はNYミックステープ界のヒーローであるコン&アミールに加え、日本代表としてムロが登壇。ファンク、ディスコ、ラテン等を軸とした50を越えるセレクションが描き出す音世界は途轍もなく黒い。そしてそこから発せられるのは、裏街道に佇むレコ屋の埃やヴァイナルの匂いだ。あぁ、掘り師とは何故かくもアホかつ美しいのだろう!(石澤伸行)
 
ア・ラザラス・タクソン/トータス
[ヘッズ/スリル・ジョッキー/THRILL-JP36/HEADZ80]
結成から15年の月日が流れているバンド、トータスによるシングルやEP収録曲、コンピレーションに収録された楽曲やリミックス音源、更にはアルバム未収録のレア音源等を3枚組というヴォリュームにまとめたばかりか、PVやライヴ映像を収録したDVDまで入ったボックス・セットが登場。勿論ファンはマストだが、シーンのイノヴェイターとして活躍してきた彼らの素晴らしい力量を堪能する意味でも最高のパック。(高橋晋一郎)
 
トゥ/スリー/ダブリー
[ヘッズ/ゴーストリー/JI-JP1/HEADZ81]
'01年にリリースされた1stアルバム『One/Three』が日本でもヒットを記録していたデトロイト在住のヒップホップ・アーティスト、ダブリーがプレフューズ73が主宰するイースタン・ディベロップメンツからリリースした2ndアルバムを経由して放つ待望の新作。今年惜しまれつつもこの世を去ったジェイ・ディーを始め多くのラッパーなどが参加した密度の濃い作品。ボーダレス・ヒップホップの最前線にある一枚。(高橋晋一郎)
 
シフト・トゥ・ジ・アザー・タイム? カラフト・ライヴ・ミックス・アット・ユニット28.1.2006/カラフト
[DISQUES/DC002CD]
田中フミヤがカラフト名義で代官山ユニットでDJプレイした模様を収録した最新ミックスCDを発表。カラフト名義としては6年ぶりとなる待望のミックス作品。リカルド・ヴィラロボスの音源からスタートする本作は、彼の最近のスタイルが充分に楽しめるばかりか、良質のクリック・ハウスやテック・ハウス集と捉えても面白い。ストイックながら躍動的なグルーブを作り出すオリジナルな世界が相変らず素晴らしい。(高橋晋一郎)
 
空〜くう kuu/NUMB
[リヴァース/RECD016]
日本アンダーグラウンドきってのビートメイカー=Numbが実に4年ぶりとなるセカンド・アルバムをリリース。ファースト・アルバムで既にオリジナリティを確立し唯一無二な存在感を放っていた彼だが、本作ではさらに高い次元に達し、もはや誰にも追いつけない孤高の存在感の鋭さを放っている。圧倒的にドープで研ぎ澄まされた繊細なブレイクビーツは脳を刺激し、どこまでも深いカオスへ導いてくれる。(長友浩之)
 
ガーデン/ラクラ
[フォレストノーツ/FNRI-9]
フリー・テンポが所属する仙台のフォレストノーツより届けられた、コンポーザー菅浪昌平とヴォーカリストである矢野睦によるユニット、ラクラによる作品。クラブ・テイストなジャズを下敷きにしつつも透明感のある歌声が絡むスピリチュアルなそのサウンドは、暑い季節と相性抜群といったところ。クラブ・オレイエンテッドではない良質のポップスとして幅広いリスナーに受け入れられるであろうレンジの広い作品。(高橋晋一郎)
  
ビーズ/キンカ.
[ルーディメンツ/DDCA-2003]
acca、Key Of Knowledge、Monka…彼の長年に渡るその活動がなかったとしたら、日本のダンス・ミュージック・シーンのある一部分は必ず抜け落ちてしまうだろうアーティストKinkaが、満を持してソロ・アルバムをリリース。Lui(Dubsensemania) 、Nov、Jebski、Slow Didiらによる美しいメロディもさながら、彼のファンはその強く優しく雄弁な楽曲に、またしても耳を奪われてしまうはず。(MAKI)

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