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281    COLUMN    UK REPORT

Photo & Text by SIMON "MAVERICK" BUCKLAND

Andrew Tosh
 
Greetings Friends,
 
●Englandのレゲエ・ファンを熱くさせるのはリバイバルものだけではない。リミックス・チューンも熱烈な歓迎を受けている。この現象はアングラ・チャートにおけるMs Dynamite「Fall In Love」の大躍進が証明している。前回のコラムでStudio Oneによるリミックスの7インチを取り上げたが、今回は『Studio One Boulevard - The Remixs』というアルバムを紹介しよう。(ちなみに“Remix”の複数形は“Remixes”であるべきだが、アルバム表記は単に“S”をつけただけになっている。あしからず。)このアルバムには、Sam Cookeの7インチの両面(「Party Time」と「Black Up」リディム)、Elvis Presley「In The Ghetto」、Fugees「Ready Or Not」、Whitney Houston「It's Not Right'!!」、Beres Hammond「Doctor's Orders」に加え、Capleton、Gregory Isaacs、Dennis Brown、I Wayneらによるチューンが収められている。
 
これらのリミックスの特徴は、Coxsonが好んで多用したメジャーなリディムではなく、最近滅多に聴く機会がないヘヴィなルーツ系リディムがフィーチャーされている点だ。是非、行きつけのレコード・ショップをあたってみるべきだ。残念ながらこのアルバム、誰がコンパイルしたのか僕には見当がつかない。もう一つレアなアイテムについて書いておこう。UKとフランスで流通しているリミックスものの12インチだ。Michael Roseが2曲(そのうちShabbaと一緒のものが1曲)、Buju BantonとBackstreet Boysのものがそれぞれ1曲ずつ入っている。フランス西部在住の若者が作ったらしいのだが、『Studio One Boulevard〜』同様、思わずニヤけてしまうほどに選曲の以外性とリミックスのセンスが高いのだ。僕は、彼のことを知っている知人を通してもっと幅広い流通経路を確保すべきだと提言したい。とにかく必聴の一枚だ。
 
●この夏、UKにおけるレゲエのコンサートの“伝統”を再び復活させようという動きが盛んだ。LondonとBirminghamで6月に開催された「Legends Of Roots」コンサートにはLuciano、Culture、Andrew Tosh、Ras-Ites、そしてThe Abyssiniansらスターが集結したのだ。しかし、残念なことにこのショーは僕のいつものLondonへの旅行とは日程が合わず、観れなかったのだ。今夏、このラインナップをヨーロッパ本土で観ることができないだけに悔やまれるばかりだ。
 
●ルーツ系レゲエが、レゲエが盛んな地域以外でも人気を博しているという新たな“証拠”が、A-Lone Productionsレーベルから発売中の10インチだ。このレコードはRoberto Sanchezによりスペインでレコーディング、ミキシングされているのだ! A面にはRod Taylorの「You're Going Away」、B面にはRoberto Sanchez自身がマイクを握った「Don't Use Me」だ。SanchezのヴォーカルはTwinkle BrothersのNorman GrantとMax Romeoを足して2で割ったような感じで好感が持てる。リディムは70年代のTwinkle Brothersを彷彿させるヘヴィなものであり、曲の音作りも確かだ。レーベルの情報はウェブサイトwww.loveark.comでチェックできるし、またはFAXする34(スペインの国番号)-942-270-502という方法もある!
 

Alton Ellis
 
●フランスのKingston Connexionからリリースされた Ras Danhi「Nowhere」とPablo Paul「Respect」のルーツ系10インチも面白い。この2枚にはDavid MaddenとHerman Marquisによるホーンをフィーチャーしたヴァージョンが収められている。個人的にはMaddenのプロデューサーとしての手腕を高く評価したい。詳しい情報はwww.kingston-connexion.comで。
 
●ベテラン・ヴォーカリストのAlton Ellisがヨーロッパでの活動を活発化させている。最近はリリースもなく、僕も彼と最後に話したのは、アポイントをとるための電話だった。しかし、残念ながら、彼と会うことはできなかったのだ。完成度が高いわりにはイマイチ評価が低かった『Many Moods Of Alton Ellis』がフランスのMakasoundレーベルから再発売され、次々とツアーの日程が発表されている。僕は、密かに近い将来、彼が僕のフランスの家に来てくれることを期待している!
 
●モダン・スカがお好きな方に朗報だ。Englandの南西部から新たな実力派グループ、The Dualersが登場した。彼らは以前に紹介したIntensifiedの影響を受けた新進バンドだ。The DualersはIntensifiedに比べやや荒削りだが、イキのいいサウンドはインパクト大だ。彼らのデビューシングルCD「Don't Go」(カップリングは「Taller Than You Are」)はリズムのドライヴ感にヴォーカルがしっかりとハマっていて、コアなスカ・ファンも満足する会心の出来だ。2、3年前ぐらいから、スカは“とにかく速く弾けばいい”と勘違いしているグループが世界中に次々と現れたが、それらに比べるとThe Dualersは聴き応え十分だ。このシングルや、リリース予定のデビュー・アルバムについてなどの情報は、彼らのウェブサイトwww.the dualers.comで。
 Till Next Time, Take Care...
 
(訳/Masaaki Otsuka)

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