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282    COLUMN    RAW SINGLES

Raw Singles
Text by Takanori Ishikawa
 
1. Cham / Rude Boy Pledge (Mad House)
高速化が進むジャグリン・チューンのトレンドに対して正反対のアプローチ。人と同じ事をするのが嫌いなDaveらしいスローなトラック。"Fiesta" でも垣間見せたジャマイカ以外のカリビアン・ミュージックを隠し味に調理した素晴らしいサウンド。「自らのルーツは忘れないぜ」云々のリアリティ・トーク。
 
2. Pinchers / Enemies (Mad House)
(1)と同トラック "Stage Show"。同名の92年のヒット曲(ダブでお馴染みですね)とは全くのリリック違いの新曲。しかし、自身、往年の数多いBad Manチューンを思い出させる内容。この人ならではのフロウがスロー・リズムにバッチリはまった会心作。
 
3. Assasin / Good Over Evil (Mad House)
"Stage Show"。Chamのヴァージョンとはちょっとミックス違い。低音部をより厚くした仕上り。ぜひ良いサウンド・システムで聴いて欲しい迫力とドライヴ感があります。バッド・マインドな人達や、悪い誘惑に惑わされずに生きていこうとメッセージ。
 
4. Tony Matterhorn / Goodas Fe Dem (VP)
のってるセレクター、新曲、また出しました。Natural Bridge制作のオリジナル・トラック "Gully Smile" 使用。現場のギャルと自らのビック・アップ、面白可笑しいトピックを交えながら進行。クラシックなリズムパートとグルーヴィなキーボードのコンビネーションがフレッシュな1曲。 
 
5. Vibez Kartel / Gun Session (Obsessed)
Akon、Shabbaとのコンビネーションで既発の曲をソロ・ヴァージョンに。トラックは全く別物のダンスホール・リズムでDJ Obsessionプロデュースものにハズレなし。オーケストラ・シンセ他、カラフルな音作りだが、全体の印象は超ソリッドな最高の出来。凶悪ガン・トーク。
 
6. Vibes Kartel / No (Young Legends)
Left Side & Escoのニュー・オリジナル "Dem Time Deh"。真の意味でオルタナティヴな反復ビートとKartelのDJ。この上なくクールなリズムに絡み付く変幻自在のDJ。「No」連呼のフックもキャッチーなアンチ・ボウ・リリックをコミカルに。
 
7. Elephant Man / Gal Bruck Out (Young Legends)
"Dem Time Deh"。抑えたトーンのDJと歌パートを巧みに組み合わせたチェンジ・オブ・ペースが効いた1曲。延々と、淡々とライムし続ける出だしから一気に聴かせます。ベッドでいかにタフかをアピールする定番ネタ。このトラック使用曲は他も全てGood。
 
8. Capleton / Wha-Dis Wha-Dis (Don Corleon)
"Foundation"。「Stamina Daddy」リメイク・トラックと言っていいでしょう。ロックするドラムがグイグイとリードするサウンド。シンセホーンが煽る、煽る。同性愛やオーラル・セックスの増加に「何だ、そりゃ」と怒ってます。
 
9. Lukie D / Going Away (Peckings)
Techniques、Treasure Isleでの名曲「My Girl」のトラックを使用。クラシック・リズムをそのまま使用した失恋ソング。B面は同トラックを使用したJ.Cottonの別曲収録。ダブポエッター転向以前のオールドDJスタイリーでこっちもGood。
 
10. Gyptian / Stepping Higher (Irie Vibration)
全編ほぼ生演奏のナイス・チューン。特にドラムが良し。誰が演奏してるか知りたいですね。ゆったりとしたテンポに要所で女性コーラスを配したキメ細かい音作り。Jahがいつも見ていてくれる、良い方向へ導いてくれる等の感謝の気持ちをリリックスに。
 
11. Luciano / Living My Life (Irie Vibration)
(10)と同トラック "Love Bird"。この曲も最高。鳥のさえずりとアコースティック・ギターで始まるイントロは「Loving You」な感じだけどメロウ過ぎないビシっとした演奏と歌。Bob Marley「Running Away」をポジティヴにした様なメッセージも、コクのある声、メロディともに文句無し。
 
12. Sizzla / Step A Side (Gibbo)
こちらは2006年版ロッカーズな生演奏。タメの効いたベースと弾けるドラム。キーボードもクラシックな響きで盛り立てる。ヴァイオレンスが多発し、血が流されている現実を嘆き、裏切りなど困難があっても前進を続けるぞ、そこを退けと意思表明。
 
13. QQ / Same Seed (Loyal Soldiers)
I Wayneの既発曲「Life Seed」と同トラック。ギター等のアレンジは変化しています。流麗なメロのシンセが加わってよりおセンチなミックスに。とても子供とは思えないコンシャス・リリックス。同じ人間同士が悲しみあう様な真似をするのは止めにしようという内容。
 
14. Sojah & Martina / Girl Friend (Cash Flow)
このレーベルらしいソフトなオリジナル・ミディアム・トラック。節らない素朴なDJと女性シングジェイのコンビネーション。男女交互に歌う展開、リリック内容共にレゲエ版「My Boo」。少し遅めの企画な点といい、この屈託の無さといい、ジャマイカらしくて憎めない1曲。

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