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Review by TAKASHI FUTATSUGI
 
MIX CD
 
1. Lord Finesse / Masterpiece 03 (Handcuts)
“ハンド・カッツ”と“ユニバーサル”の共プロジェクト「マスターピース」の第3弾は、ラッパーである以上に“DJ”としての活動が目立つロード・フィネス(D.I.T.C)。ミックス・テープ・マスターとしての“腕前”が少しも落ちていないのは聴けば分かるハズ。テーマである90'sヒップホップ〜R&Bセレクション(自身が制作したトレンズ・オブ・カルチャーも入ってますョ!)を思う存分楽しんだ御様子で、ステファニー・ミルズの激シブなカヴァーも入った会心作!
 
2. Lord Finesse / Masterpiece 03 (Handcuts)
“ハンド・カッツ”と“ユニバーサル”の共プロジェクト「マスターピース」の第3弾は、ラッパーである以上に“DJ”としての活動が目立つロード・フィネス(D.I.T.C)。ミックス・テープ・マスターとしての“腕前”が少しも落ちていないのは聴けば分かるハズ。テーマである90'sヒップホップ〜R&Bセレクション(自身が制作したトレンズ・オブ・カルチャーも入ってますョ!)を思う存分楽しんだ御様子で、ステファニー・ミルズの激シブなカヴァーも入った会心作!
 
ALBUM
 
3. The Roots / Game Theory (Universal)
晴れて“デフ・ジャム”の新アーティストとなった世紀のヒップホップ・バンド=ザ・ルーツの通算7枚目となるオリジナル・スタジオ作。新たなボス(?)、ジェイ・Zに「好きな様にやってみな」と言われ、おおよそ“デフ・ジャム”らしくないシリアスでダークな路線を貫いたのも彼ららしい。いずれにせよ「(ヒップホップの)ゲームにおける自らの位置」を確かめるべく、今やるべき事をやり切った爽快感さえ漂う力作である事は間違いなく…。マリク・Bが久々にジョインしているのも“ファン”にとってはニュースだろう。
 
4. Method Man / 4:21...The Day After (Universal)
「ガンジャや〜めた」宣言をしたメソッドマンが本気で(?)取り組んだソロ4作目。本人とRZA、エリック・サーモンの三者がエグゼクティヴ・プロデューサーを務めた本作は、ウータンの一員としてのメスの顔や、またレッドマンとのコンビで見せる勢い、R&Bシンガー(ジニュワインやミーガン・ロシェール)との絡み等、バランス良く見せ場を作った一枚、となっている。フロウアー健在なり。「It's A New Day」使いのエリックも渋いが、RZAがまた一歩先にイっている感じが…。
 
5. DJ Shadow / The Outsider (Island)
思えばソロを発表した当初はトリップ・ホップ(死語)に一括りされていたシャドウだが、交通事故を経て「やりたい事はやり切っておくべき」という心境に達したという、4年ぶりのこの新作は、話題のハイフィー路線(キーク・ダ・スニーク、ターフ・トーク、フェデレイション、ナンプらをフィーチュア)から、カサビアンのメンバーとのセッション(ロック)や、Qティップ、ラティーフとの曲など、彼の(現在の)趣味を完全にフォローしたもの、となっている。インストは言うまでもないが、どれ一つとっても彼らしいので恐れ入る始末。
  
6. Chingy / Hoodstar (Toshiba EMI)
ここ日本でもバカ売れのチンギー。リュダクリスのDTPとも完全に切れて、“キング・オブ・ミッドウェスト”を打ち出したこのサード・アルバムで真価を問われることとなった彼は、そのハードルも軽々と飛び越えてみせる。前半を“Hood Side”、後半を“Star Side”に色分けし、旬な存在スリー6・マフィアと絡んでみたり、タイリースをフィーチュアしSWV「Rain」をリメイクしてみたり(J.D制作のシングル曲「Pullin' Me Back」のこと)と相変わらずアイデア豊富で聴き飽きない。ドクトクのフロウも冴え渡る会心作なのでは?
 
7. Fatman Scoop / In The Club (Avex)
Hot97FMや、“Fatman Scoop, Crookly Clan!”等の名調子で有名な業界きってのハイプマンが遂に自己名義のアルバムをリリース。UKでも大ヒットした「Be Faithful」「It Takes Two」といった“AV8”発のパーティ・ブレイクスは勿論のこと、ミッシー・エリオットとの「Lose Control」、KMC、ビーニ・マンとの「Soul On Fire」等のフィーチャリング楽曲に、エレファントマン、シャバを迎えた新曲まで、バラエティに富んだ内容に。何だ、ライムしてないじゃん、とか言いっこナシね。これが彼の“スタイル”なので。
 
8. Othello / Alive At The Assembly Line (Miclife)
ライトへディッドの一員であり、ヒプノティックスを従えたアルバム『Classic』がここ日本でも評判を呼んだオセロ。来日公演でもその確かな技量を見せつけた彼が、新たに5ピース・ライヴ・バンド=ザ・ブラック・ノーツとのセッションを核に作り上げた本作は、更なる高みへと到達した素晴らしい一枚だ。生演奏モノ以外でも、プロカッションズのストロやMr.J・メディロスに盟友オメガ・ワッツらが尽力した激シブ・トラックが目白押しで、滑らかなライム・ワールドがしっかり楽しめる仕掛け。
 
9. "E"qual / 7 Days (Columbia)
BallersのEPの興奮がまだ冷めやらぬ中、その中心人物で名古屋シーンの中核 "E"qualの3枚目となるフル・アルバムが到着。ラッパーとしての "E"qualのフォーミュラを完成させた感のあった前作を経て、彼が試みたのは“一本録り”を含めた、よりロウで表現力が生きてくるスタイル。1曲毎に印象が異なったりするのも引き出しの多さゆえ、だろう。殆どのトラックを自身で手掛けていて(一部DJ 034やBach Logicが担当)、その部分でも新しい "E"qual像が見える様になっている。正に“男”のアルバム。
 
10. Doberman Inc. / Stop, Look, Listen (Victor)
関西の若獅子5人衆ドーベルマン・インクの“5MC”としては最期となる4thアルバム。Bach Logicが中心となる鉄壁のサウンド・プロダクションをバックに、リアル・トークからストーリー・テリングまでを、あくまでもグループとして役割分担した上で聴かせる彼らのチームワークは間違いなくこれまでで一番、だろう。それだけにMabの脱退(引退)は残念でならないが、新生D.I=4MCにも期待して頂きたく思う。Laker's Greatestよ、永遠に。
 
11. 走馬党 / 走馬党 (Positive)
ラッパ我リヤのQ、山田マン、Realstylaでも活動する“最年長”の三善/善三に、Mineshin-Hold、IndemoralのSkipp & Pauley、BackgammonのArkという7MCに、DJのToshi、Tanaken、Gossyからなる走馬党が初となるクルー・アルバムをドロップ。全15曲中、実に4曲が全員参加曲となり、その他もコンビネーション、リレー物で構成されている本作は、韻フェチぶりは当然、個性のぶつかり合いが面白い、他にないタイプのショウケース盤となっている。全体のバランスも良し。
   
12. The Original Jazzy Jay / Cold Chillin' In The Studio Live (Cisco)
ミドル・スクール名盤と言えば、このアルバムを外す事は出来ないだろう。US盤が廃盤になってかれこれ15年近くになるが、“ストロング・シティ”のロゴは今尚フレッシュな輝きを放っている訳で…。“デフ・ジャム”創成期にかかわったプロデューサー/DJであるジャジー・ジェイ(ズールー・ネイション)の下に集まった若き才能(当時)アルティメット・フォース(ダイアモンド・Dのユニット)やトニー・D、ラヒーム等のパフォーマンスが聴ける本作は、やはり今聴いておくべき特別な一枚と言えるもの。祝、初日本盤化!!

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