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284    COLUMN    PLAY IT LOUD

CHILD OF A KING / LUCIANO
[VP / VP1750]
前回のVPからのアルバムに続き、コレはかなりの傑作です。やはり前回同様に1曲目の「Remember When」でまずノック・アウト。のっけから期待させられる傑作チューンです。勿論そのまま全く期待を裏切らない素晴らしい内容。声もメロディも音も完璧。Nina Simonの「Young, Gifted & Black」やBob Andyの「Desperate Lover」をカヴァーするセンスも、なんだか聴いて得した気分でグッドです。[輸入盤](鎌田和美)
 
NAH NO MERCY - THE WARLORD SCROLLS / BOUNTY KILLER
[VP / VP1741]
シーンに名前が出てきだしたのが確か1992年頃だったと思うのですが、キャリアもこれだけ長くなってくると、流石の番長もイロイロありましたが、やっぱりなんだかんだ言ってもカッコ良いバウンティ・キラー、新旧織り交ぜてのベスト・アルバム。CD2枚組で全40曲、こうして通して聴いてみると既にファウンデーションに属するチューンも多いですね。説明するまでも無くハードコアです。[輸入盤](鎌田和美)
  
SHOWCASE / ABASSI ALL STARS
[UNIVERSAL EGG / WWCD41]
Zion TrainのNeil Perchがプロデュースした楽曲を集めたCD。日本からSis Sanaeの参加に注目。ホーン・セクションをメインに据えた哀愁のルーツ・ダブ・トラックは、低音の響きがナビゲートしてくれる。サウンド・システムでプレイされれば、さらに大きな唸りをあげる。スピーカーが喜ぶ音楽だ。ステップ踏みながら一歩ずつ進む躍動感のある世界だからこそ支持され、シンガーやDJのメッセージが伝わる。(磯野カツオ)
 
ITHE REGGAETON MIXES / BOB MARLEY
[CLEOPATRA / CLP1604-2]
Bob Marley Meets Reggaetonです。原曲の良さを上手に保ちつつ、独特のラテン・ダンスホール風味に仕上げています。聴く人が限定されがちなReggaetonですが、今作は一本調子ではなく、幅の広いミックスで飽きさせません。普段馴染みの薄い方でもすんなりと入っていけるのはやはり、Bob Marleyパワーのお陰ですね。ごった煮音楽ファンの方にお薦め致します。情熱のダンス、踊りましょ。[輸入盤](磯野カツオ)
 
MAWAMBA DUB WARRIOR / D ROY BAND
[UK D-ROY / BMDRLP1001]
1993年、唐突に日本で再発されたが、長らく廃盤状態が続いていたD Royレーベルの記念すべき第一弾作品(1978年に千枚だけプレスされた)が嬉しい再発だ。久々に聴き直したが、D Royならではの凛とした部分とスウィートな部分が混じっていてとにかくユニーク。その裏にはジャマイカとイギリスのミュージシャンを織り交ぜて作られた事も要因だろうが、計算ずくだったのか偶然だったのかは不明。[輸入盤](大場俊明
 
STRICTLY THE BEST VOL.35 / V.A.
[VP / VPCD-1769]
恒例の大人気シリーズ。DJ編ですが、シンガー編も同時リリース。言うまでも無くレゲエの歴史と共に歩んできたVP社のセレクションだけあって完璧な内容。サウンドマンからDJとしても大成功のTony Matterhornの大ヒット曲から、注目株Movado、Idonia等に勿論Bounty Killer、Sizzla、Buju Banton等の大ヒット曲を満載。こういったコンピは今年の流れが一発でチェック出来るのはありがたいですね。[輸入盤](鎌田和美)
 
グッド・タイム・ユー・ノウ/ケンティ・グロス
[ビクター/VICL-62143]
「関西の次世代DJでイケてるのは誰?」と問わると、ふとこのジャケットみたいにニヤっと笑うケンティ・グロスの顔が浮かんでしまう。相変わらずエロかったりクスクスしてしうネタが満載だけど、後半を占める真摯なメッセージ・ソングも説得力を増し、芸の幅がぐっと広がったようだ。トミー・ボーダーやシルヴァー・キング、そしてミンミとの絡みもハマりまくっているけど、もちろんピンの曲もイケてます。(大場俊明)
 
モンテジュー・ボーンヤード/ザ・キンキー・クークーズ
[スカ・イン・ザ・ワールド/SIWI-58]
60'sガール・ポップ好きは飛びつくだろうヴェリー・キュートなバンドがスペインから登場しました。ガールズ・ヴォーカル・トリオの歌声が優しく包んでくれます。リズムは穏やかで気持ちにゆとりのスペースが生まれる演奏を聴かせます。ジャマイカン・サウンド+世代を超えて愛される60'sポップスの要素がドッキング。青空をバックに聴いたらとても心地いい時間が過ごせます。ペパーポッツがお好きな方は是非。(磯野カツオ)
 
ウィッシュボーン/ジャッキー・ミットゥ
[ウルトラ・ヴァイブ/OTLCD1078]
70年代、活動の場をジャマイカ国外に移したジャッキー・ミットゥはカナダで3枚のアルバムを収録している。このアルバムはその中の一枚でSummusというレーベルからリリースされたマニア垂涎の激レア・アイテム。当時流行したニュー・ソウルやファンクを大胆に取り入れた革新的サウンドは、30年以上の月日が流れた現在でも充分に刺激的。自由奔放且つグルーヴィンなハモンド・オルガンが最高にカッコイイ!! (小池信一)
 
ゲットー・ヴァイブス/ザ・ヴァイスロイズ
[P-ヴァイン/キングストンサウンド / KSCD010]
アール“チナ”スミス監修による“イナ・デ・ヤード”シリーズでバリバリ現役ぶりを見せつけてくれたルーツ・コーラス・グループ、ヴァイスロイズの未発表音源集。60年代後半にスタジオ・ワンでキャリアをスタート。リリースされた作品数こそ少ないが、そのほとんどが良質なアルバムである。70年代の作品を収録した本作は、バレット兄弟やスライなどをバックに、いぶし銀のボーカルをじっくりと聴かせてくれる。(小池信一)
 
レゲエ・リパブリック・プレゼンツ・イネヴィタブル・リディム/V.A.
[レゲエリパブリック/ミュージックマイン/IDCZ-1002]
全世界中の現場を盛り上げているという“イネヴィタブル”リディムの1ウェイ・アルバム。ショーン・ポールの「Feel Alright」のトラックでもお馴染みのコーデル“スキャタ”バレル制作のこのリディム、ソカ調のアッパー系なのだが、とにかくポップで昔のファンカラティーナみたい。マイクを握るのもビーニ・マン、タンヤ、シズラ、エレファントなど大物&旬なアーティスト揃いでアガること必至。(大場俊明)
 
ライフ・ゴーズ・イン・サークルズ/V.A.
[ビート/BRPS052]
余程のルーツ好きじゃなければ馴染みの薄い存在であろうトミー・コーワンの音源を編集したコンピ。イスラエル・ヴァイブレーションの名作アルバム『セイム・ソング』のプロデュースは彼が担当している。本作はコーワンが手掛けた70年代の作品から編集されたもので、アビシニアンズやジェイコブ・ミラーらのレア音源を収録。暗めなトーンの中にも温かみを感じさせるサウンドが70年代独特の空気感を伝えてくれる。(小池信一)
 
トゥエンティ・イヤーズ・オールド/ジャネット・ジャクソン
[東芝EMI/TOCP-66620]
代表作「Control」から経た時をタイトルに冠した新作。盟友ジャム&ルイスに加え、恋人ジャーメイン・デュプリをプロデューサーに迎えた本作には、彼女にとって新機軸となりそうなミドル・スクール感たっぷりの楽曲が多数。結果、以前のようなファイティング・ポーズをキメる彼女が戻ってきたかのような印象を受ける一方で、メロウで可憐なミッド〜スロウもきっちり据えられ、アルバムの全景はやはり鉄板に。(石澤伸行)
 
ケリス・ワズ・ヒア/ケリス
[東芝EMI/TOCP-66566]
3年ぶりの4作目。スコット・ストーチ、ウィル・アイ・アム、ラファエル・サディークら大御所勢や気鋭の制作陣による“先鋭的”かつ“おもちゃ箱”的な音世界は、一筋縄ではいかない彼女のキャラを体現するかのよう。しかしながら、本作を単なる“トンガっただけの作品”から救っているのは、そのメロディックな歌世界にある。ナズとの結婚を経た彼女が、時に甘く、時に人間臭く迫る詞世界にも要注目だ。(石澤伸行)
 
ビプリンセス・ファーギー:ザ・ダッチェス/ファーギー
[ユニバーサル/UICA-9011]
ブラック・アイド・ピーズの紅一点によるソロ・デビュー作。グループの同僚:ウィル・アイ・アムが関与することで多彩な意匠を湛えた音世界は、エッジィながら多くの耳を牛耳るであろうポップな訴求力に満ちていて、彼の昨今の勢いが極まった感も。しかし、ここで主役を張っているのは、あくまで彼女のヴォーカル。ピンになることで際立ってきた逞しいまでの存在感には、今更ながら役者の違いをみる思いだ。(石澤伸行)
 
フューチャー・セックス / ラヴ・サウンズ/ジャスティン・ティンバーレイク
[BMG/BVCQ-21082]
4年ぶりのセカンド作。先行シングル「Sexyback」を手掛けたティンバランド&ディンジャとの絡みがアルバム全編を占め、更に進化した奇天烈ビートとジャスティン君のスカした振る舞いの応酬は、なかなかにクール。特にプリンス気取りのファルセット・ヴォイスは、今回彼が完全装備を成し得た武器といえ、ウィル・アイ・アムによる生ファンクやスヌープとの共演含め、そこかしこで妖しげな光を放っている。(石澤伸行)
 
キャシー/キャシー
[ワーナー/WPCR-12448]
幾度目かの「再始動」を展開中のP・ディディ率いるバッド・ボーイからのニュー・カマー(モデル出身19歳)。先行シングル「Me & U」ではクランク的アプローチで狼煙を上げていたが、アルバムの音作りは、ネプチューンズ流あり、ディスコ風ありとヴァリエーション豊か。プロデュースを担った話題の新進、ライアン・レズリーの巧みが光るが、これに対応しきった彼女のフレキシビリティにこそフォーカスを。(石澤伸行)
 
ノー・プレイス・ライク・ブルックリン/ジーニー・オルテガ
[エイベックス/AVCW-13063]
プエルトリコ出身の18歳によるデビュー作。マライアやJ-Loをアイドルとする一方、アルバムの内容からは“ストリート発”という意味で一本筋の通ったものを感じさせる。特に、居並ぶタイトなトラック群を乗りこなす際の堂々たる振る舞いの中、醸し出される“寂寥感”にはグッときてしまったり。スターゲイトやソウルショック&カーリンらに交じって、イイ仕事をみせるコヴァら新進勢からは、新しい息吹が。(石澤伸行)
 
アフロ・ストラット/アンプ・フィドラー
[ホステス/GEN040CDJ]
2年半ぶりのセカンド。デトロイト出身の彼が、Pファンク一派、プリンス、プライマル・スクリーム、ムーディーマンらとの共同作業を通じ身に纏ってきた、しなやかで強靭な音楽性は、本作でも惜しみなく披露されている。ラファエル・サディークやスラム・ヴィレッジのメンバーらの参加もトピックだろうが、ここは、ミックスチュア感覚に溢れつつも美しく黒光りする、彼ならではのグルーヴをこそ味わいたい。(石澤伸行)
 
ステップ・アップ/O.S.T.
[BMG/BVCQ-21083]
歌もの重視なサントラ。主役ラッパーを食う3LW、サウス道をひた走るシアラ、80'sマナーでグルーヴするケリス、歌一本で甘メロウにキメるクリス・ブラウンに加え、新顔たちの仕事が素晴らしい。サマンサ・ジェイド、ドリュー・シドラ、ジーナ・レネ、ディープ・サイドらの瑞々しい演目は、シーンの未来を明るく照らすものだ。10年前の彼方にあって既に忘れかけていた「サントラの旨味」がここにはある。(石澤伸行)
 
ハロー・エヴリシング/スクエアプッシャー
[ワープ/ビート/BRC-160]
思い起こせばエイフェックス・ツインのお墨付きの様なふれ込みでデビューしたスクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンもこの新作がトータルで10枚め。もはや完全なベテランとして君臨する彼の新作はこの更に細分化されたジャンルの壁を軽々と飛び越える様な高い自由度を持つと同時に、混沌とした音楽性の中にも美しいスクエアプッシャー節が顔を覗かせるなど毎度の事ながら進化した要素もたっぷりの秀作。(高橋晋一郎)
 
ニッキーズ・ドリーム/ギャビー&ロペス
[ファーラヴ/SPCDF-011]
1stアルバムも素晴らしかったナチュラル・カラミティの森俊二とティカの石井マサユキによるユニット、ギャビー&ロペスによる2ndアルバムが登場。極上のリラックス・サウンドといった趣はそのままによりメロディが強調されダイナミックなグルーヴを増した本作は更に気持ちよさが倍増。どこかトランシーなテイストを持ったギター・サウンドが空気が涼しくなってきたこの季節のサウンドトラックとして相性抜群。(高橋晋一郎)
 
ハスノス/ueno
[ヴェクターズ/ヘッズ/HEADZ 85]
テニスコーツの上野隆司がueno名義でリリースしたソロ・アルバム。エレクトリック・ギターが美しい音色で配置されたゆったりめのサウンドスケープ。アンビエント・テイストは豊富ながらレイジーでもレイドバックするような様子もなく、勿論これといいた懐古主義も現れる事もない。不思議な緊張感を堪えながら進行していく様子はまるで結果の読めない映画のストーリーのよう。独特の熱量を放つオリジナルな作品。(高橋晋一郎)
  
ザ・キングス・オブ・テクノ/V.A.
[ホステス/BBE / RR063CDJ]
BBEが誇る人気のミックスCDシリーズ最新作は何とローラン・ガルニエとカール・クレイグをフィーチャーしたこれまた豪華盤。そしてガルニエはテクノ最重要都市であるデトロイトのサウンドにフォーカスした内容に対し、デトロイト出身のカールはヨーロッパから発せられたアート・オブ・ノイズ、ニッツァー・エブ、更にはカプリコーンズなど80年代、更には90年代の音をセンス良くブレンド。流石の仕上がり。(高橋晋一郎)

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