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284    COLUMN    UK REPORT

Photo & Text by SIMON "MAVERICK" BUCKLAND

Jimmy Cliff
 
Greetings Friends,
 
●Joseph Hill(ドイツで8月19日死去)の訃報のショックは確実に広がっている。多数のレゲエ・アーティストからはお悔やみの言葉が発表され、月刊・隔月刊誌には彼の死を伝える記事が次々と掲載されるいる。レゲエ関係のニュースを積極的に扱わないUKのマスコミさえHillの訃報を伝え始めた。フランスの2大レゲエ雑誌『Natty Dread』と『Ragga』はかなりのスペースを割いて彼の記事を掲載した。特に『Ragga』では、彼のグループと音楽を紹介する10ページにわたる追悼特集を掲載している。このようなことは彼が存命中には考えられないことだった。僕が撮ったCultureの写真のロイヤリティ収入は彼の死後、急激に増えてしまった。悲しいことだ。
 
●なんとMr.Vegasの「Do You Know」がロシアのチャートでNo.1になったらしい!!!
 
●Burning Spear主催のチャリティ・コンサートがジャマイカのSt.Ann's Bayにある Marcus Garvey Youth Clubで開催された。アメリカからの観客が大半を占めたこのコンサートはDVD化されるようだ。Spearはソング・ライティングやプロデュースだけにとどまらず、彼自身の作品の流通(彼は現在どのレコード会社との契約していない)までもコントロールするビジネスマンでもあるのだ。その上、自身のウェブサイトとブログから情報を発信し、毎年グラミー賞のレゲエ部門にノミネートを果たし、世界中をツアーで精力的にまわっているのだがら、彼の行動力には頭が下がる。最近、ますます彼のリリース・ペースが早まってきたように感じる。最新作は Barry O'Hareによる『Calling Rastafari』(1999年リリース)のダブ・リミックス ・アルバム『Living Dub 5』だ。奇妙なことに『Living Dub 6』がアルバム『Freeman』と共にリミテッド・エディションとして2004年にリリースされているのだが……。とにかく、Spearの作品は新旧かまわず楽しめるものばかりである。
 
●変わりダネをお探しの方にはEasy Star All-Starsからの新作がオススメだ。このグループは90年代後半にNYで設立されたレーベルEasy Starのお抱えバンドで、ルーツ系からダンスホールまでこなす実力派。2003年にはPink Floydの名盤『Dark Side Of The Moon』のダブ・アルバム『Dub Side Of The Moon』をアメリカで9万枚以上売った実績を持つ。同様のコンセプトで作られた彼らの新作が『Radiodread』だ。これはRadioheadが1997年に発表したアルバム『OK Computer』をレゲエにアレンジしたもの。Sugar Minott、Frankie Paul、Horace Andy、Toots, Morgan Heritage、 The Meditations、そしてIsrael VibrationのSkellyらがフィーチャーされている。是非聴いてみるべきだろう!
 
●他にチェックすべきタイトルには、Makasoundレーベルからの“Inna De Yard”シリーズの最新作がある。ヴェテラン・ヴォーカル・グループThe Viceroysが往年の名曲をアンプラグド・セッティングで披露している。実にいい出来だ。
 

Frankie Paul
 
●WackiesからリリースされたJezreelの貴重なミニアルバム『Great Jah Jah』が20数年ぶりに再発売されるようだ。
 
●再発売モノで要チェックなのが、Fred Locks『Black Starliner』(Vulcan)、 Junior ReidとVoice Of Progressが初コラボした『Mini Bus Driver'』(Negus Roots)、そしてココだけしか聴くことができないAltonの貴重なチューン満載の『Many Mood Of Alton Ellis』(Makasound)がある。
 
●1980年代初頭にUKで放送された『Deep Roots Music』が2007年の3月にDVD化されるようだ。この番組はレゲエを奥深く掘り下げたドキュメンタリーの先駆けだ。ちなみにナレーターはMikey 'DATC' Dreadが務めている。まだOVERHEAT制作の映画『Ruffn' Tuff - Founders Of The Immortal Riddim』を観ていないので、なんとも言えないのだが、未だにレゲエの真の素晴らしさと歴史を正しく伝えるドキュメンタリーを観たことがない。『Deep Roots Music』はアフリカをルーツとするレゲエの進化の過程についてはうまく説明できているだが、レゲエ界のキー・パーソンから生のコメントをもらえていないことが悔やまれる。街中の一般ジャマイカ人にインタビューしている映像があまりにも多すぎるのだ。しかし、映像としては貴重なものが含まれていて興味のある方は必見だろう。
 
●Bitty McLeanの新作情報を得たのでお知らせしよう。Bittyはニュー・アルバムをフランス人プロデューサー、Guillame Bougardの下、Sly & Robbieと共にKingstonで録音したようだ。Treasure Isleのトラックを使った『On Bond St.』のようなテイストのアルバムのリリースは少々遅れそうだ。しかし、その次作に収録されるであろう「The Real Thing」がすでにTaxiから7インチ・カットされている。これはDennis Brownの「Hold On To What You Got」トラックにBittyの甘いヴォーカルが絡む彼らしいチューン。新作に期待がもてる1曲だ。
 Till Next Time, Take Care...
 
(訳/Masaaki Otsuka)

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