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285    COLUMN    PLAY IT LOUD

WARRIOR / MICHAEL ROSE
[M RECORDS / MRecords 500]
トワイライト・サーカスのライアン・ムーアは余程ローズが好きなのだろう、過去にシングル、アルバム、更にダブ盤も作っているが、10周年を迎えて再び彼のオリジナル・アルバムを制作した。ムーア自らベースとドラムを担当し、ローズと共に曲を作り、スティーヴン・スタンレイと共にミックスまでした力作だ。力強いバックにローズもしっかり応えているのが嬉しい。往年のファンも納得するはずだ。[輸入盤](大場俊明)
 
SWING BRIDGE / CONGOS
[MEDIA COM / MED36]
大ヴェテランの新作です。ハイトーン・ヴォイスを聴くと安心します。彼らの最大の魅力、コーラス・ワークを重視、正しく伝家の宝刀。全体の印象としては渋いけれどバック・メンバーは名手揃い。ズシリとタメの効いたルーツ・サウンドを聴かせます。ナイヤビンギ・スタイルの2曲が見逃せません。今一番注目しているアコースティック・レゲエが堪能できますよ。錆び付いていないぜ、このトリオは。[輸入盤](磯野カツオ)
 
ADSOM / PAUL ST.HILAIRE
[FALSE TUNED / FTD2 ]
ダブとブレイクビーツ、エレクトロニカを繋ぎ、ジャンルの垣根を飛び越えるa.k.a. Tikimanの新作。リズム・トラックをより深く潜り、海の底で電機仕掛けのルーツを響かせます。泳いでいるみたいに歌うんですよね、とてもソウルフルに。独特のテンポがあり、香があり、同じ様な人が見当らない。そうだ、孤高のエレクトロニック・ブルースだ。浮遊感のあるダブとソウルをお探しならぜひ聴いて下さい。[輸入盤](磯野カツオ)
 
DUB LANDING / SCIENTIST
[AURALUX / LUXXLPA017 ]
こんなにきれいなジャケットとは知らなかった…。最近Auraluxから2in1のCDでも再発になった『Dub Landing』シリーズだが、改めてオリジナル・ジャケ仕様でアナログ化された。Linval Thompsonがプロデュースし、Roots Radicsが演奏、録音はChannel Oneで、ミックス・スタジオはKing Tubby's、そしてScientistが卓をいじるとなれば完璧な布陣。81年のジャマイカの空気が真空パックされている。Vol.2も勿論必携。[輸入盤](大場俊明)
 
WHITE MICE / WHITE MICE
[BASIC REPLAY / BRWMCD 1]
80年代のダンスホール、眠りから覚めて今起きた。機械の進歩とは逆に求められたその理由とは。手本が余りなかった状況で、自らが切り開いて行った創造性と突進力に惹かれるから。打込みレゲエの若い頃と想像して下さい。詰め込むよりも削って尖ったリズム・トラックと淡々とマイナー・メロディに言葉と気持ちを乗せて歌う。オールドやクラシックという解釈ではなく、出会った時がBrand Newなのです。[輸入盤](磯野カツオ)
 
TWILIGHT SOUND SYSTEM PRESENTS RASTA INTERNATIONAL / V.A.
[M RECORDS / M Rec CD 490]
カナダ出身、オランダ在住のライアン・ムーアが主宰するMレコーズのコンピ。今までにも新旧のラスタ系アーティストを手掛け、良質な作品を次々と発表してきた彼だけに、今回のラインナップもフレッド・ロックスやランキン・ジョーからナチュラル・ブラックやルータン・ファイヤまでナイスな人選。サウンドも敬愛するJAのアーティストを起用しつつも自らベースを弾き、彼の色を濃く出している。[輸入盤](大場俊明)
 
TROJAN HMV BOX SET / V.A.
[TROJAN / TJETD9001]
HMV限定で発売されたトロージャン・ボックス・シリーズの最新作。ラヴァーズ・ロックなディスク1、ルーツ、ダブ、ロッカーズを意識したディスク2、スカ、ロック・ステディとインストに焦点を絞ったディスク3、と60〜70年代のレゲエがテーマ別で聴く事が出来る。HMVからのリリースという事で名曲中心の差し障りの無い内容かと思いきや、通なレゲエ好きもしっかり楽しめるセンスの良いセレクション!(小池信一)
 
ビカミング・ア・クリシェ/エイドリアン・シャーウッド
[ビート/BRC-162LTD]
評判の良かった1stアルバム『ネヴァー・トラスト・ア・ヒッピー』から約3年振りとなる新作。先頃一緒に来日公演を行ったリー・ペリーや、リトル・ロイ、デニス・ボーヴェルなど、レゲエ界の大物達がゲスト参加。ルーツ・レゲエ、ダンスホール、ドラムン・ベースなどを軸としたサウンドに、エスニックなフレーヴァー+強力なダブワイズ。エイドリアンらしい確信犯的センスがキラリと光る作品に仕上がっている。(小池信一)
 
アルマゲドン・タイム/マイティ・マサ
[アルファエンタープライズ/YDC-4026]
日本に於いて地道ながら着実にニュー・ルーツのシーンを牽引し続けいるマイティ・マサの新作(5枚目)が早くも到着した。今回は全編インストで統一し、サウンドやリズムが細部に至るまで耳に届く。その分、本家UKのクリエイターたちとはまた違った様々なアプローチに気付くはず。テーマ、サウンド共にブレがない分、コアな作品とも言えるが、この自由度と気持ち良さに気付いた瞬間から何度もリピートするはず。(大場俊明)
 
騒乱節/浪花男
[フライング・ハイ/FGCA-19]
「大江戸レゲエ祭」で久々に浪花男の勇姿を拝見し、改めて唯一無二な存在にニヤニヤしながら歓声を送った。そのダンスでも披露された「騒乱節」等を含むミニ・アルバム。古くはナツメグ〜ソニー時代から持っていた彼の核となる笑いと泣きを更に極め、極北のエンターテイナーとしてもう追随を許さないところまでいってしまったようだ。タイトル曲もいいけど、「乾杯」なんて曲も作る辺り、さすが浪花男です。(大場俊明)
 
ムーヴィ・ラガ/V.A.
[ユニバーサル/UPCI-1053]
最近のハリウッドの大ネタ映画はほとんど観てないが、ここでピック・アップされた曲は全て知っていた。80年代前半からつい最近までのそんな誰でも知っている映画の主題歌を若手シンガーから名シンガーまでが歌いこなす日本企画のコンピ。“ファッタ”マーシャルによる手腕も大きいだろうが、ベタ曲をジャマイカ人ならではのいなたい曲に変えてしまうマジックはいまだ健在。リッキーGの参加も全く違和感なし。(大場俊明)
 
ソカ・ソカ・ソカ VOL.2 / V.A.
[ポニーキャニオン/PCCY-01806]
日本におけるソカの伝道師、ヘモ&ムーファイヤーによるソカ普及活動の一環であるコンピ・シリーズ第二弾。Mr.ヴェガス、T.O.K.といったダンスホール・スターに加え、ドミノ・キャットやムーファイヤー自身によるソカ・チューンも交え、ダンスホールに馴染んだ耳にもズっぽりとハマるように選曲されているのは流石。おまけに彼女らによる収録曲のミックスCDもついていて、お得感もあり。(大場俊明)
 
ミスター・ブラウン/スリーピー・ブラウン
[東芝EMI/TOCP-66623]
一連のオ−ガナイズド・ノイズ関連作品で喉をふるっていたシンガーによるデビュー作。そのオーガナイズド・ノイズやネプチューンズらによるトラックを前に、古のソウル道をノスタルジックになぞる一方で、未来派なアプローチで聴く者を別世界へと誘ってくれる御大の声は、基本どんな時も真っ黒。でも、そのブラックネスにはクールかつテンダーな印象が強く、聴後の耳には優しい響きがこだまするかのようだ。(石澤伸行
 
ビトウィーン・フレンズ/タミア
[ハンドカッツ/HJCS-1]
2年前にアルバムを発表して以降、難病を患いシーンから遠ざかっていた歌姫による渾身の復活作。サウンド面でロドニー・ジャーキンスが全面バックアップしている他、ゲスト参加したエリック・ベネイら旧知の人々と作り上げた歌世界は、相変わらず繊細な肌触りながら、苦難を乗り越えた者だけが備えられる「強さ」みたいなものにも満ちている。米国ではネット販売のみの流通にて、今回の邦盤化は有難い限り。(石澤伸行)
 
カヴァード/アンカヴァード/ケニー・ラティモア&シャンテ・ムーア
[BMG/BVCQ-28036/7]
業界が誇るおしどり夫婦によるデュエット集第2弾。タイトル通り、R&Bクラシックのカヴァーとオリジナル曲がミックスされた構成となっているが、まずカヴァー対象曲のセレクトが◎。その一方でオリジナル曲での、現代フィリー・チューンからラガ・ビートに至る「何でもあり」な音世界で、本人たちがかなり楽しんでやっている雰囲気が嫌味なく伝わってきて、ふたりのふくよかな愛の交歓に酔わされることに。(石澤伸行)
 
ラヴ・レイン・ダウン/コーニャ・ドス
[Pヴァイン/PCD-23851]
オハイオ州出身の女性シンガーによる3作目。前作に引き続きマイロンが手掛ける一連のボトムのしっかりしたグルーヴィ・ミッドは、柔和な表情をみせながらも凛とした立ち姿を崩さない彼女の振る舞いを、殊のほかキレイに映し出すかのようだし、ポジティヴィティを静かに醸し出すアップも含め、全編がイイ曲の目白押し。インディ発ならではのソウル愛に溢れた、ときめきドコロ満載の作品集に仕上がっている。(石澤伸行)
 
ワンス・アゲイン/ジョン・レジェンド
[ソニー/SICP-1183]
グラミー3冠を手中に収めたデビュー作から2年。カニエとのがっぷり四つを解いた彼は、この2作目でウィル・アイ・アムとのタッグを強化、そのウィルも、ソフトロックやオールドソウルといった幅広なネタ技で見事重責を全うしている。音作りのみならず歌唱を含め、非ソウル的意匠を放つ場面が多いが、ゴスペルやシカゴといったキーワードは確認可能だし、リリックの内容ではいよいよ独自の個性が露わに。(石澤伸行)
 
ポイント・オブ・ノー・リターン/シェリーファ
[デフジャム/UICD-9021]
リュダクリス率いるDTP軍団初の女性シンガーによるデビュー作。チャッキー・トンプソンやロドニー・ジャーキンスらが提供する音世界は、アップにスロウにと様々なるも、一様に90'sの流儀を感じさせるものであり、そこが実に気分。彼女のヴォーカルも、メアリー・J・ブライジやフェイス・エヴァンスをいちいち彷彿させ、その寂寥感たっぷりのラフネックな歌声は、聴く者の心を鷲掴みしてくるかのようだ。(石澤伸行)
 
ラヴ・ヴァイブレーションズ/バーバラ・タッカー

[ポニーキャニオン/PCCY-01812]

NYのクラブ・シーンで10年以上に亘り存在感を示し続けてきた女性シンガーによるデビュー作。のっけのタイトル曲から連射される問答無用の四つ打ち・チューンには、フロアに集うクラウドも秒殺されることウケアイ。その歌唱は「NYならではのエレガンス」に溢れ、ディーヴァ系にありがちな「がなり」がなく、逆に楽曲を牽引するのはキュートさなワケで、その息の長い支持にはこの辺に秘密がありそうだ。(石澤伸行)
 
ビーズ&シングズ&フラワーズ/インコグニート
[ポニーキャニオン/PCCY-01809]
既発曲のリアレンジやカヴァーに新曲を加えた企画盤。何より耳を奪うのは、珠玉の演奏に包まれて光りまくる歌姫たちの美声だ。イマーニの凛々しい立ち姿、カーリーン・アンダーソンの老獪な喉ワザ、そしてメイザ・リークによる滋味深い声にはタマラないものが。でも、極めつけはロイ・エアーズやEW&Fらのカヴァーだろう。ここには、アシッド・ジャズやレア・グルーヴ黎明期を駆け抜けた彼の真骨頂がある。(石澤伸行)
 
ファサード&スケルトンズ/カッパブラック
[コルド/dccd-003]
イレヴンとハシム・Bによる日本発のブレイクビーツ・ユニット、カッパブラックによる約9年ぶりとなる待望のアルバム。ベルリン・ダブの最重要レーベルのオーナーにしてアーティスト/エンジニアでもあるポールが主宰するレーベル、スケープからのリリースというお墨付き。ヒップホップ、エレクトロニカと両サイドに比重を置きつつ、今一度ディープなビートを検証し尽くしたソリッドな音像が脳に刺さりまくり。(高橋晋一郎)
 
ジャーナライズド/パム
[エンジェルズ・エッグ/DDCA-5044]
DJ、そしてエディターとしてエッジの効いた活動をしてきたミズモトアキラが新名義パムとして1stアルバムを完成。ラウンジ・テイストを根底に敷きつつも、その振り幅は広く彼ならではの編集能力の高さを発揮。ペンギン・カフェ・オーケストラを意識したという楽曲も美しいが、何とラストには本人がヴォーカルを担当し、ブライアン・イーノの「By This River」をカヴァーするというセンス溢れる演出を用意している。(高橋晋一郎)
 
想像力の独立と自己の驚喜に対する人権宣言?/dot i/o
[P-ヴァイン/PCD-25049]
クラムボンとしての活動は勿論、プロデューサーとしても多くの作品を手掛けるミトによるソロ・プロジェクト、ドット・アイオーによる1stアルバム。何と共同プロデューサーとしてカンのイルミン・シュミットを迎えて制作された本作は持ち前のポップさを実験的要素がカラフルに混在したオリジナルな作風。適度にダンス・ミュージックを意識しつつも、軽やかにそこから解放されていくようなセンスの良さは抜群。(高橋晋一郎)
  
ユニヴァーサル・シング/スローリー
[フラワー/FLRC-048]
かつてロウ・フュージョンよりデビューし、ワールドワイドに注目を浴びたクオシモードの1stアルバムのプロデュースを手掛けたマサト・コマツ。彼がシンヤ・アベと共に組んだプロジェクト、スローリーによる1stアルバムが届けられた。女性ヴォーカリスト、アリソン・クリケットをフィーチャーして聞かせるフロア・フレンドリーな「Find Illusion」など確かな実力に裏打ちされたエモーショナルなソウルがたっぷり。(高橋晋一郎)

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