HOME > 286 > PLAY IT LOUD from No.286

topics

286    COLUMN    PLAY IT LOUD

DUB SPECIMEN VOLUME 1 /
JAMES BROWN & EARL FALCONER

[ENDULGE / ENDR CD003]
UB40のメンバー2人(Drums、Bass)が制作したアルバム。自分たちのバンドとは全く違うアプローチ。Lady Saw参加のドラム&ベース曲が面白い。ジャズやソウルやレゲエなど、様々なジャンルが一枚の絵の中で混ざり合う、まるでアシッド・ジャズ全盛期に次々と誕生した音楽と同じ勢いを感じる。もちろんベースはレゲエ。ただし遊び心満載、ミックス文化最前線、懐の深いお洒落作です。[輸入盤](磯野カツオ)
 
UPON THE BRIDGE / GROUNDATION
[YOUNG TREE / OTCD1002]
存在感を強く示すリード・ヴォーカルがぐいぐい引っ張るエネルギーに満ちたルーツ・レゲエです。ラスタ系ダンスホールとは対極に位置すると捉えられがちですけど、根っこは同じ、地続きで繋がっている。継続は力なり、ヨーロッパでは絶大な人気を保っています。粘り腰を効かせた音に着目してみませんか。延々とレイドバックされるリズムが新たな快感を呼ぶのです。Pablo Moses、Ijahmanが参加。[輸入盤](磯野カツオ)
 
BORN BLUE /
JAZZBO

[LIQUIDATOR / LQ023CD]
ベルリンのスカ・バンド、2年振りの新作。ジャズと一体化したJazzboのブルー・ビート、決して聴く人の期待を裏切りません。前作同様、録音にまで拘ったアナログ指向のサウンドは職人さんも納得の仕上り。まだ2作目でこの完成度は驚きです。一本筋の通った妥協を許さない緊張感と男前インストゥルメンタル、もう生楽器の虜になってしまいますね。スカ、ジャズどちらも大好きな方、お試し下さい。[輸入盤](磯野カツオ)
 
ゲット・オン・ボード /
ザイオン・トレイン

[ゼッタイ-ム / ZTM-002]
リリース元Zettai-Muの招致によりここ日本でも広く知られるザイオン・トレインと、そのZettai-Muを率いる1945 a.k.a.クラナカが膨大なリリースから共同で厳選したベスト。ジャー・シャカを始めUKのサウンドシステムから影響を受けた上で、On-Uやレイヴ・シーンとのリンクも意識していたという、より広くメッセージを伝えるために生まれた懐の広さを改めて実感できる。多彩なヴォーカル陣の手腕にも注目。(飯島直樹)
 
デリヴァー・ミー・フロム・マイ・エネミーズ/
ヤビー・ユー

[ブラッド&ファイヤー/ビート/BRBF051]
“ルーツ”ヤビー・ユーが77年にリリースした傑作サード・アルバム。とにかく「ジャッジメント・タイム」を聴け! 一聴してヤビー・ユーと解かるシリアスで崇高なサウンド、そして呪術的雰囲気に何も感じないならば、ルーツ・ロックから手を引くべし! 今回ボーナスとして収録された7曲は、殆どがディスコ・スタイルとなっており、トリニティ、トニー・タフ、プロフェッツらのレア・チューンが聴ける。(小池信一)
 
スタジオ・ワン・グループス/
V.A.

[ソウル・ジャズ/ビート/BRSJ-151]
「スタワンといえば、やっぱコーラス・グループでしょ!」とのっけから個人的な意見で申し訳ないが、そう思っているオールド・レゲエ・ファンは結構多いはず。ウェイラーズをジャケに使用したソウル・ジャズ発の最新コンピはズバリ、“コーラスもの”。ロイヤルズ、ケーブルズらの定番曲から、カールトン&ザ・シューズ「ハッピー・ランド」のようなマニア垂涎のナンバーまで。極上のグルーヴにヤラレる事必至!(小池信一)
 
ダンスホール・レゲエ・デラックス・エクストラ VOL.1/
V.A.

[ポニーキャニオン/PCCY-01817]
シャギー、T.O.K.、ヴォイス・メール、モヴァドといったジャマイカの大御所からニュー・スターまでの名曲や新曲を20曲ぶちこんだコンピレーションCDだが、やはり誰もがもう一枚の銀盤=DVDに目が行ってしまうはず。V・カーテル「Picture This」、エレファント・マン「Chaka Chaka」、ルチアーノ「Why Should I」、そしてシズラ「Thank You Mama」まで10曲のヴィデオ・クリップが観れてしまうのだから。(大場俊明)
 
リズム・オブ・ダ・シーズンズ・レコーズ・プレゼンツ・2ヒッツ!!/
V.A.

[リズム・オブ・ダ・シーズンズ/KSR/RODS-002]
Ent Deal Leagueでお馴染みのRhythm Of Da Seasonsが贈る2ウェイ・アルバム。ラヴ・ソングが似合いそうな "Foreign Love" リディムと現場を熱くする "Bullet" リディムに、日本、ジャマイカの若手からヴェテランまでが乗りこなすという内容。ジャマイカ勢のリズムへの乗りこなしは申し分ないが、日本人勢を聴いてもそこにはそれ程の落差はない。それぞれのヴァージョンも含め全20曲というのも嬉しい。(大場俊明)
 
ヤング・ブラッド 2/
V.A.

[ビクター/VICL-62197]
Red SpiderのJunior制作による次世代を担うであろう若きアーティストをフック・アップするシリーズ第二弾。前作では東の若手も収録されていたが、今回は9組とも西の若手のみに絞った作り(&中堅どころのSilver King、Vaderが力添え)。Chehonを筆頭に全国的に名が売れつつあるアーティスト以外も地元を中心に各地のダンスを盛り上げている者ばかりだけあって熱気が漲っている。西の底力を見せつけられた。(大場俊明)
 
マッシュ・アップ〜ブリング・バック・ディ・ヒストリー・フォー・ザ・フューチャー/
V.A.

[マッシュ・アップ/ベンリッチ/MSUP-0001]
ここ数年のジャパニーズ・レゲエの盛り上がりは確かに凄いものがあるが、それがここ数年で生まれたポっと出のシーンではないことを証明してくれるミックスCD。つまりここには90年代から現場を盛り上げてきた定番チューンから、ここ最近のヒット・チューンまでをバランスよく30曲収録し、それらをなんら違和感なくつないだもの。この素晴らしいミックスは、大阪のOasis Rising SoundのTran-Xが担当。(大場俊明)
 
21/
オマリオン

[ソニー/EICP-651]
B2K解散後、昨年ソロ・デビューした男性シンガーによる2作目。ブライアン・マイケル・コックスやアンダードッグス、そしてティンバランドらの仕事が手堅くまとめられる一方で、先行シングル「Entourage」を手掛けた弱冠19歳の新進クリエイター、エリック・ハドソンのイキオイある音作りに耳を奪われるが、作品全体の印象は、本人の成長もきっちりと刻まれたヴォーカル・アルバムとして仕上がりに。(石澤伸行)
 
シアラ:エヴォリューション/
シアラ

[BMG/BVCQ-24033]
デビュー後2年を経てのセカンド。クランク&Bなる言葉を共に広めたリル・ジョンとのタッグは本作でも継続されていて、ダーティ・ビートの攻撃性は更に増している中、彼女はそれを余裕の風情で乗りこなしている。かと思えば、気鋭のプロデューサー、ポロウ・ダ・ドンらが提供する胸キュン・チューンは、彼女の可憐な魅力を引き出しまくっていたり。アルバム全体を引っ張っているのは、やはり彼女の“華”だ。(石澤伸行)
 
ザ・リターン/
ルーベン・スタッダード

[BMG/BVCP-21493]
昨年のゴスペル・アルバムに続く3作目。教会仕込みのたっぷりと広いレンジを湛えたヴォーカルは、アンダードッグス、ジェイムス・ポイザー、ニーヨらが提供する幅広な音世界を飲み込んで聴く者を圧倒。スコット・ストーチらによるタイトなプロダクションを前にしてもなお、彼の歌唱は鋼の如くしなり、聴く者全てを優雅な歌世界へと連れて行ってくれる。クランク・チューンを始め、イマの取り込みも上手い!(石澤伸行)
 
アニマリスティック/
ニヴェア

[フォーミュラ/QWCF-10001]
約1年半ぶりとなる3作目は、メジャーを離れ夫とガップリ四つでこしらえられることに。自由な制作環境ゆえか、サウンドの意匠はかなりにチャレンジングとなった一方で、かつての甘茶ヴォイスは鳴りを潜めている。しかしながら、そのやんちゃキャラはアルバム全体をカラフルに彩り、後半のクランク的なアプローチで展開される重心の低いパフォーマンスは、彼女の新たな魅力を引き出すことにも繋がっている。(石澤伸行)
 
サークルズ/
ジョスリン・ブラウン

[ポニーキャニオン/PCCY-01818]
20年ぶり!の新作。お馴染み四つ打ちトラックは、彼女の魅力を照らし出すドンズバ・チューンだし、イマ風ディスコ・ブギーやオールド・スクールなテイストにも、静かにアガっていける。かと思えばラヴァーズなアプローチがあったりするも、これとて彼女の包容力満点の歌に相性ぴったり。カーリーン・アンダーソンとのデュエットは、このふたりが絡んでいる光景を目の当たりにするだけで、シアワセな気持ちに。(石澤伸行)
 
ソリタリー/
ゾンケ

[コロンビア/COCB-53585]
南ア出身のソングストレスによるデビュー作。独制作によるによるジャズ、レゲエ、そしてオーガニック・ソウルといった色々な要素を、サッパリめなテイストで纏め上げたサウンド面でのアプローチは極めてヨーロッパ的。ただ、それを繋いでいく彼女の歌いっぷりは、“品格”を感じさせるものではあっても、決して“薄い”ものではないような気が。彼女の歌が示す凛とした立ち姿には、なかなかに得難い魅力がある。(石澤伸行)
 
ディス・イズ・フー・アイ・アム/
ケリー・プライス

[BMG/BVCM-31206]
レーベルを移籍して初の作品はゴスペル・ライヴ盤に。タイトルを額面通り受け止めるならば、今回の形式はまさに彼女の念願ということなのだろう。そのことは、どっしりとした、しかしながら瑞々しさもたっぷりの一連のパフォーマンスで確信に至る。生バンドやコーラス隊との雄大な掛け合い、ゴスペル界の重鎮との絡みに震え、純正R&B曲にもアガらされたり。聖俗を行き来する彼女に新たな魅力を発見した。(石澤伸行)
 
ザ・ハイ・ロード/
ジョジョ

[ユニバーサル/UICS-1129]
2年ぶりの2作目。なのにまだ15歳! これだけでも驚きのキャリアだが、早熟と思わせた彼女の歌唱は、本作で更に進化している。前半に配されたスウィズ・ビーツによるラッシュ・トラックやスコット・ストーチらによるクランク風アップでお披露目される躍動感ばっちりのパフォーマンスは勿論のこと、中盤以降の切なげミッドでみせる的確な感情移入には、心底シビれる。これだから育ち盛りというのは怖ろしい。(石澤伸行)
 
LOVERS ROCK /
LOVE TRIO IN DUB FEATURING U-ROY

[NUBLU/ NUB00007]
ノラ・ジョーンズとも交流が深いライヴ・ジャズ・バンド、ワックス・ポエティックが運営するバー・ラウンジのレーベルから、キーボード中心にベース、ドラムのシンプルな編成で、何とU-ロイをFeat.しての作品。全曲生演奏という訳ではなく、所々打込みのリズムも使いながら、ジャズの人らしい器用さで様々なスタイルの曲を披露。U-ロイの節回しもいつになく多彩に響き良いケミストリーを生んでいる。[輸入盤](飯島直樹)
 
SOUL SEARCH /
FREDDIE CRUGER AKA FRED ASTAIRE

[TRU THOUGHTS / TRUCD117]
様々なレーベルから常に話題のシングルをリリースしてきたF・クルーガー待望のアルバム。レゲエ〜ダブの影響をその本質に近い形で取り入れているB-Boyアーティストの一人で、03年のダブワイズ・ヒップホップ「Running From Love」は今も人気。こちらも人気の別名レッド・アステア名義で顕著なラテンやソウルからの影響も含め、多様なルーツ・ミュージックをヒップホップに反映させる事に成功している。[輸入盤](飯島直樹)
 
KEEPIN' ME /
STEREOTYP

[G-STONE / GSCD028]
グライムやダブステップといった新しいビートに早くから取り組んでいる“新感覚ダブ”旗手として人気のユニットの、コラボ作を挟んでの2ndアルバム。オーストリアのダウンテンポ名門レーベルG-Stoneならではのメロウで深いヴォーカル物で幕を開け、自ら手掛けているアートワークの様な、音の粒とその空間に拘った繊細さとSF的な重厚さが共存する、独自の未来観を打ち出した壮大な作品に仕上っている。[輸入盤](飯島直樹)
 
オキ・ダブアイヌ・バンド/
オキ・ダブアイヌ・バンド

[チカルスタジオ / CKR-0112]
アイヌの弦楽器トンコリ奏者OKIを軸に、個性あるトップ・ミュージシャンが集うバンド編成での作品。自身のルーツに向き合う者のみ持てる異文化ルーツ音楽=レゲエ、ロック、アフロ・グルーヴ等へのシンパシーが、世界で通用する音を奏でる。その上で、やはりアイヌ語やアイヌ・トラッドの旋律へ親近感が湧いてしまうのは何故か。自身のルーツにも考えが及ばされてしまう、日本人にこそ聴いてほしい作品だ。(飯島直樹)
 
奥ノ細道/
DJ SOMA & MC LEO

[ナフメク / NUFF-004]
どちらも10代半ばでキャリアをスタートしているラッパーとDJが、ラップ×ビート=ヒップホップだけではない、ジャングルやドラム&ベースまでも含む“新世代B-BOY"日本代表として送り出す初アルバム。ヒップホップやジャングルの創成期は体験していないものの、その余波を保ちつつ細分化し始めたシーンに身を投じてきた彼らの世代(20代後半)ならではの、逞しいミクスチャー・スタイルを聴くことができる。(飯島直樹)
 
スネア&スレイヴ・ブルース 03+06/
野戦の月楽団

[いぬん堂/WC-057]
テント劇団、風の旅団の後、94年に旗揚げした桜井大造率いる野戦の月海筆子の劇中音楽集第二弾。今作では03年「阿Qクロニクル」と06年「野草天堂」の2作品で使用された9曲を収録。あの“場”=“異邦”を味わった者としては各シーンをリアルに思い浮かべる事が出来るが、そうでない者の心の中にも異邦が広がるに違いないだろう。シカラムータとはまた違った表情をみせる大熊ワタルの手腕が光る。(大場俊明)

top
top
magazine

magazine

magazine

magazine

magazine

magazine

columns

GO BACK

ISLAND EXPRESS
UK REPORT
WHAT THE DEAL IS
PLAY IT LOUD
RECORDS & TAPES
RAW SINGLES
CHART
RING RINg RING
BOOM BAP
Day In Da West

columns
columns

columns
columns
columns
columns
page up!
Riddim Nation

"Riddim"がディレクションする
レゲエ番組「Riddim Nation
第19配信中!

Go RiddimNation!

nation